『だれかtoなかい』でMCを務める中居正広

　12月12日、フジテレビ系のトークバラエティ番組『だれかtoなかい』が、2025年3月をもって終了すると、複数のメディアによって報じられた。インターネット上では、『だれかtoなかい』の「新MC」に同情が寄せられている──。 【写真あり】中居正広「高級車」で出勤！ 大物の風格 　同番組は、2024年2月に『まつもtoなかい』から改題して、放送されていた 「当初、メインMCのひとりだったダウンタウンの松本人志さんが、2024年1月に『週刊文春』で報じられた性加害疑惑の裁判に注力するため、芸能活動を休止したことにともなってです。 　それ以降、中居さんとタッグを組むMCは、2月から3月まで嵐の二宮和也さん、4月から12月1日までムロツヨシさんが務めました。ムロさんの卒業回では、彼と親交の深い小栗旬さんと、山田孝之さんが出演。 　番組の最後には、次回予告で『新MC登場!』というテロップとともに、上半身のシルエットが画面に映し出されました。12月15日の放送で、新MCのお披露目となるようです」（芸能記者） 　ムロの卒業、新MCと注目が集まっていたなか、番組が終了することが報じられた形だ。 　それに対して、Xでは《ムロさんで続ければええやん》《なんで降ろしたんだろう》《終わっちゃうの？ なのにムロさん卒業したの》と、ムロが卒業するタイミングに疑問を抱く声があがっている。 　こうした反応が見受けられる背景に関して、前出の芸能記者はこう語る。 「中居さんからイジられ、ムロさんがそれにツッコミを入れるなど、番組は2人の息の合ったコンビネーションが好評でした。そんなムロさんの卒業を、視聴者は惜しみしつつも、受け入れたところでした。 　それが、4カ月後に番組が終わると報じられたのです。残り少ない期間なら、ムロさんを継続して出演させてほしいと感じた視聴者が多いのもうなずけます」 　ムロに代わる新MCは、年明けの1月から中居と本格的なタッグを組むが、それもわずか3カ月で幕を閉じることになる。そんな境遇に対して、X上では《きっとその人で終わりだよね》《打ち切りが決まった番組の新MCって》と、新MC側へ同情する声もあがっている。 「本来であれば、新しいMCは、中居さんとともに番組の空気を作っていく大役だったわけです。それが3月で終了となれば、視聴者が“新体制”に慣れてきたタイミングで、番組がなくなってしまうことになります。 　わずか1年で、番組名を変更し、MCの交代を繰り返した末、最後の3カ月で新MC登場となれば、どうしても“敗戦処理”の印象が抱かれてしまいます」（同前） 　12月15日に発表される“だれか”の胸中は、果たして──。