パルマーに続いてJ・アルバレスも…… マンCは移籍市場で2年続けてミスを犯したのだろうか「アルバレスも徐々に大きな影響を与え始めている」
アルバレスは2列目の全ポジションをこなす貴重な存在だった
マンチェスター・シティは2年続けて移籍市場でミスを犯してしまったのだろうか。 現在チェルシーではMFコール・パルマーが大ブレイクしているが、パルマーはマンCのアカデミーで育った選手だ。しかしトップチームでの定位置確保とはならず、昨夏にチェルシー行きを選択。チェルシーはパルマー獲得に総額4500万ポンドの移籍金を支払ったとされ、当初は高額すぎるとの声もあった。しかし今の活躍を見れば、ボーナス価格と言っていい。 そして今夏は、FWフリアン・アルバレスがマンCを離れてアトレティコ・マドリードへ移籍。パルマーほどの数字ではないが、今季リーグ戦では5ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグでも4ゴールと結果を出している。 英『BBC』は「シティの移籍市場でのミスを振り返る時、多くの人はパルマーの名前を挙げるだろう。パルマーはエティハドを離れてプレミアリーグ最高の選手の1人となったが、今夏の売却もシティを悩ませている。アルバレスの数字はパルマーには及ばないが、徐々に大きな影響を与え始めている」と取り上げており、マンCを離れたアルバレスもアトレティコの重要戦力となっている。 アルバレスはマンCで前線の1番手になり切れていないところがあったため、出番を求めて今夏に移籍を選んだ判断も理解できる。逆にマンC側にとっては大きな痛手で、2列目から最前線までこなしてくれるアルバレスは貴重すぎる存在だった。 チームではフィル・フォーデン、ケビン・デ・ブライネ、ジャック・グリーリッシュ、ジェレミー・ドクらのコンディションが整わず、アルバレスがいればこの問題を少しは解決できたはず。サヴィーニョは加えたものの、マンCには難しい時間が続いている。
構成/ザ・ワールド編集部
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