万博開催時は「会場に自転車で行けるようにする」大阪・吉村知事会見8月24日(全文5完)
原料価格高騰への受け止めと支援の意気込みを
日本農業新聞:日本農業新聞の本田と申します。補正予算で農業者や畜産農家への支援を組み込まれていることについてなんですけれども、あらためて原料価格が高騰している現状の受け止めと、支援に対する意気込みをお伺いできればと思います。 吉村:非常に肥料、それから飼料が高騰しています。これは当然ウクライナへの侵略、それから円安、さまざまな世界情勢もあって、ここは急激な価格高騰、肥料の価格高騰、飼料の価格高騰を受けて、多くの農業生産者、それから畜産農家の方、厳しい状況になっています。ですので農業者の方、畜産農家の方をできる限り支援していきたい、経済的な支援をしていきたいと思っています。 ここについて、例えば農業の肥料について見たら、プラス1年で80%増えていますので、あり得ない増え方になっています。昨年と今年を比べて80%増えるっていうのはもうあり得ない増え方ぐらい、これは価格が高騰しているということを考えますと、なんとかここは一定の支援をしていかないと事業としてやっぱり成り立たない、非常に厳しい状況になってしまう。だからこそ畜産農家の皆さん、それから農業の生産者の皆さん、この価格高騰で、肥料、飼料の価格高騰で非常に厳しい状況にある方を支援したいというふうに思っています。 日本農業新聞:ありがとうございます。 司会:ほか、すいません、ちょっと手あげていただけます? そしたら読売テレビさん。3社ですね、はい、3社。
全国的に大阪の死者数が多い状況をどう分析する?
読売テレビ:すいません、1点だけよろしくお願いします。コロナについてなんですが、感染者、右肩上がりではないにしても、亡くなる方が全国的に見て大阪かなり多い状況が今、続いています。これまでも何回もお伺いしてきたと思うんですが、この状況についてあらためてお考えと分析等ありましたらお願いします。 吉村:やはり高齢の方、とりわけ介護度が高い方、あるいは基礎疾患をお持ちの方に感染すると、これは命の危険が生じる病気でもあります。ですのでそういった方への支援、そういった方を守る、入院にしてもそういった方を支援していくというようなことを、これまでも強化しておりますけれども、施設に対する支援、これをしっかりとすることで、1人でもお亡くなりになる方を少なくしていきたいと、そう思います。 司会:エルマガジンさん。