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地震情報 8月6日 2時58分 気象庁発表
8月6日2時54分ごろ地震がありました。
[震源地] 茨城県沖  [最大震度] 3 今後の情報にご注意ください。詳細
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夏川椎菜さんが語るゲームへの愛。「指先ひとつで世界を救えるからゲームを好きになった」

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ファミ通.com

文:半蔵門アラタ  ゲーム大好き声優の夏川椎菜さんに、2KのNintendo Switch向けタイトルをプレイしてもらい、感想をうかがったのは既報の通り。夏川さんが『バイオショック コレクション』や『ボーダーランズ レジェンダリー・コレクション』をプレイしての感想は、記事をじっくりとご覧いただくとして、夏川さんのゲーム愛の溢れることと言ったら! 取材では、夏川さんのゲーム歴などもうかがうことができたので、ここでは、取材こぼれ話として、夏川さんがゲームを始めることになったきっかけや、これまでプレイしてきたゲームなどを、お届けしよう。 【この記事の画像をもっと見る】 夏川椎菜さんが2KのSwitchタイトル『バイオショック』や『ボーダーランズ』をプレイ! 家でも外でも、ベッドの上でも、ゲーム好き声優さんらしい楽しみかたとは? https://www.famitsu.com/news/202006/26200584.html 『グランド・セフト・オートV』でアクションに開眼して……。 ――せっかくの機会なので、お聞きしたいのですが、夏川さんがゲームを遊び始めたのはいつころからなのですか? 夏川 いちばん最初にプレイしたゲームは、両親が買っていたスーパーファミコンの『スーパーマリオRPG』か『ドラゴンクエストVI 幻の大地』です。たぶん小学校1年生のころだと思います。両親がわりとゲームが好きで、よくいっしょに遊んでいたりしました。とくにお父さんがゲーム好きで、家庭用ゲーム機はもちろんですが、ボードゲームとかもよくいっしょに遊んだりしました。 【関連記事】夏川椎菜のGAMEISCOOL! 第7回 『ドラクエVI』から学ぶ やっぱり物理最強説 ――いずれにせよゲームの入り口はRPGだったのですね。RPGに惹かれてゲームが好きになっていったのですか? 夏川 そうですね。ただ、『スーパーマリオRPG』や『ドラゴンクエストVI 幻の大地』は両親が自分のモノとして買っていたんですよ。そのあと、自分のゲームとして最初に買ってもらったのが、『牧場物語 ~ミネラルタウンのなかまたち for ガール』で、これにドはまりしましたね。 【関連記事】夏川椎菜のGAMEISCOOL! 第10回 『牧場物語』 から学ぶ 青春 ――『牧場物語 ~ミネラルタウンのなかまたち for ガール』で、「自分はゲームが好きなんだな」という自覚が湧いてきたのですか? 夏川 たぶん(笑)。私は、同じ作業を黙々とこなすことが好きなんですよね。とにかくやることがたくさんあるなかで、一日でどう効率よくこなしていくかを考えたりするのが、楽しかったです。RPGも、つぎの目標をひたすらクリアーしていくことが好きで……。キャラクターのレベルが上がったり、成長していることが目に見えてわかるので、うれしさを実感しやすかったのかもしれません。 ――今回、『バイオショック』と『ボーダーランズ』を遊んでもらいましたが、こういったアクション性の高いゲームも子どものころからお好きだったのですか? 夏川 いまでこそアクションゲームも遊びますが、子どものころは苦手でした。操作が難しくて、すぐに負けてしまったりしていたので。そういう意味でも、RPGみたいなコマンド入力系のゲームなら安心して戦えるので、子どものころはよく遊んでいましたね。 ――そんな夏川さんがアクションゲームを遊ぶようになったきっかけは何だったのですか? 夏川 プレイステーション4で遊んだ『グランド・セフト・オートV』ですかね。PS4を手に入れてから初めて買ったゲームだったのですが、その前にガンアクション系のゲームを遊んでいたこともあって、「PS4で遊ぶのだったら、ちょっと過激で難しいものに挑戦してみよう」と思ったんです。ちょうどそのころ、ゲーム実況界隈で『グランド・セフト・オートV』が流行っていたことも後押しになりました。で、苦戦しながらなんとかクリアーしたんですよ! そのときから、アクションゲームにハマり始めましたね ――最初は苦手だったアクションも、いまはもう得意なのですね。 夏川 それこそ、『グランド・セフト・オートV』を無理やりクリアーしたことがひとつ自信に繋がっています。あれをクリアーしていなければ、いまでもアクションはあまりやってなかったかもしれないです。さらに言えば、あれから“オープンワールドのゲームをもっと遊びたい”と思い始めまして、『Fallout』や『ファークライ』、『ウォッチドッグス』とか、銃をわりと使うゲームを遊びまくって、それでアクションに慣れました。 ――それにしても、夏川さんが『グランド・セフト・オートV』をプレイされるとは意外です。クライムアクション系の話がお好きとか……? 夏川 そうかも(笑)。あとは、おじさんの話がけっこう好きで……。おじさんでプレイしたくなってしまうんですよね。最近だとリアルにキャラメイクできるゲームとかもありますけど、あえて自分でおじさんのキャラを作ったりとかしてて(笑)。なるべく自分から遠い存在になりたいというか。 ――ああ、なんかわかるような気がします。とはいえ、『グランド・セフト・オートV』に惹かれたということは、イケメンなオジサンが好きというわけでもなさそうですね(笑)。 夏川 そうですね。外国人のおじさんが好きなんですよ。渋いな……と思っていて。 ――とくに好きなおじさんってどなたです? 夏川 えーと……『メタルギア ソリッド』のスネークとか。洋画の俳優さんで言うと、ジェレミー・レナーさんとか好きですね。私、ちょっと顔に特徴がある感じの人がけっこう好きで。最初に何がきっかけになったのかは分からないんですけど。 ――ゲームでいちばん好きなおじさんキャラクターというと誰になります? やはりスネーク? 夏川 それこそプレイしていたので『グランド・セフト・オートV』のトレバーですね。主人公の中でいちばんやばい奴で、キレると手がつけられないんです。ちなみに、日本版だとカットされているんですけど、トレバーが拷問するシーンがありまして……。 ――日本版ではカットされているシーンを知っているほど、しっかりとゲームを遊んでらっしゃったんですね。 夏川 前後のつながりがちょっと気になったので、「これは日本版はカットされているかもなあ」と思って調べてみたら、案の定そうだったんです(笑)。 ――行動が、本当にゲーム好きのものですね(笑)。 “自分では絶対なれないものになれる”からゲームが好き ――そんな夏川さんが思う、ゲームの魅力とは何でしょうか? 夏川 やはり、指先で世界を救えるところですね。 ――おお! かっこいいですね。 夏川 だって、そうじゃないですか! 私は子どものころから魔法使いとか、『プリキュア』がすごく好きだったのですが、強い子になりたかったんです。超能力者とかになりたくて……。超能力などを自由自在に扱えるスーパーマンになれるのがゲームだったので、“自分では絶対なれないものになれる”というところに魅力を感じました。ゲームをやっているあいだだけは自分が強いように感じられて。  それこそ中学校2年生のころ、『ディシディア ファイナルファンタジー』でスコールをよく使っていて、遊んでいるときは本当に「自分はスコールだ」と思い込んでいたんです。それで、妹とかに話しかけられても不愛想な返事を返したりして、イキり散らしていました(笑)。それくらいゲームの世界に入り込んで遊んでいましたね。 ――となると、やはりスケールの大きなゲームが好みだったりするのですね? 夏川 そうですね。やはりいちばんのめり込んでしまうのは、世界を救うストーリーだったりします。だから『ドラゴンクエスト』シリーズも好きで、“魔王を倒す”というストーリーラインに心惹かれたりしますね。 ――“自分にはなれないものになれる“という意味では、声優さんのお仕事にも共通するものがありますね。“他者になりたい”という思いが湧き上がってきたきっかけはあるのですか? 夏川 小学校の3、4年生くらいの多感な時期だったのですが、ほかの子たちはピアノができたり、勉強ができたり、体育が得意だったりと、得意なことがだんだん見えてきますよね。そんなときに私には、秀でているものがなかったんです。そのためそのころはオンリーワンな存在に対する憧れがあって、「もし私がいま魔法を使えたら、これが特技だって言えるな」と思っていたんですよね……。なので、いまでも魔法を使える子を担当するときには、演じるときに「これがやりたかったんだ!」って思います。 ――ところで、仕事でゲームに関わるようになって、ゲームに対する見かたが変わったりしました? 夏川 ゲームを録るときのほうが、アニメを録るのに比べてギャップがありました。ゲームの体験があってから声優としてゲームに関わっているからかもしれません。最初にゲームの台本を見たときには、「これが本当にゲームになるのか?」とびっくりしました。「ゲームって、文字だけじゃ何も伝わってこないものなんだな」と改めて思いましたね。「ゲームをプレイしないと話の流れが分からないよね」というくらい、ゲームの台本って、唐突な部分とかもあるんです(笑)。 ――ああ。自分のセリフしか書かれてない台本を渡されることもあるみたいですね。 夏川 前後の補足をしていただいている台本もありますし、台本に書かれていなくてもなるべくギャップがないように想像したり、ストーリーを聞いたりすることが大事なんですが、それでも自分が出演したゲームを発売後にプレイしてみて、「そういうことだったのか!」と、驚かされたこともあります。ゲームに関わる仕事をしたら、そのゲームのことをすべて知ることができるのかなと思っていたのですが、意外とそうでもなかったという感じですね(笑)。 ――ゲーム好きの夏川さんだけに、ご自身が関わっているゲームは基本的には遊ばれるのですか? 夏川 そうですね。私が演じさせていただいているものはスマホゲームとかが多いので、手軽に始められることもあり、触ってみたりしています。 ――では、ついうかがいたくなってしまうのですが、ご自身が関わられた作品の中で、とくに思い入れの強い作品は? 夏川 自分が初めてゲームに関わったのが『アイドルマスター ミリオンライブ!』なので、やっぱり思い入れが強いですね。最初はいまのスマホゲームではなく、ブラウザのゲームだったのですが、ゲームの中から自分の声が出てくると嬉しくなりました。最初のころは、自分のキャラクターがほしいなと思って、めっちゃガシャを回したりしましたね(笑)。 おとなしくて影のある子を演じてみたい ――ところで、今回遊んでもらった『バイオショック』や『ボーダーランズ』のような海外ゲームのキャラクターの役もやってみたかったりします? 夏川 めちゃくちゃ憧れます! 最近だと映画みたいなゲームが多いですよね。洋画に出演しているようなイメージだと思うので、ぜひやってみたいです。あと、選択肢によってストーリーが変わるゲームだと、同じキャラクターでもいろいろな世界線を演じられそうなので楽しそうですよね。私は、ゲームをプレイするのに一回やるだけでもけっこう時間がかかるので、2周目をやろうという気になかなかならないんですよ。たとえ2周目をやってみても、同じ選択肢を選んでしまって、けっきょく同じ結末にたどり着いてしまうっていうのが、私のあるあるなんですけど(笑)。 ――あはは(笑)。 夏川 自分が演じてみたら、そういう複雑なストーリーラインも把握しやすいというか、声優さんだけが知っているいろいろな世界線があるんじゃないかなと思って。楽しそうですよね。 ――あくまでゲーマー目線だなあ(笑)。でも、ボイスの収録量も多そうですね。 夏川 すごく時間をかけて収録するんでしょうねえ、きっと。それだけ時間をかけて、同じ役を見つめるというのは、そういうゲームでしか味わえないと思うので、やってみたいですね。ひと月とかふた月とか、ずっとその役に集中するみたいな期間があるのもいいなって思いますね。役に没入してみたいです。 ――ちなみに、夏川さんがいまいちばん演じたい役柄は? 夏川 私、ふだんは元気な役柄が多いんですよ。なので、おとなしくて影のある子とかを演じてみたいです。物語のキーになるようなことを知っていそうなキャラクターをやってみたいですね。あとはメガネっ子とかやってみたい! ――確かにそういう役を演じられているイメージはあまりないですよね。 夏川 基本元気な役が多いので、そろそろ落ち着きたいです(笑)。

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