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婚活で「既婚者というババ」を引いた彼女の決断

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東洋経済オンライン

 <こんな出会いですが、今は、私は幸せです。これを読んで結婚に前向きになれる人がいたら嬉しいです。婚活の危険性も感じてほしいです> 本連載の出演申し込みフォームに、一見すると矛盾しているメッセージが入ったのは昨年9月のことだった。よく読むと、婚活サイトを利用して出会った男性が実は既婚者であり、その妻から500万円の慰謝料を請求された過去を持つ女性だった。男性は慰謝料と養育費を払うことを条件に離婚し、彼女と再婚した。

 <彼が既婚者だと知ったときはこの世の終わりを感じました。(離婚と再婚で)彼は猛省人生スタート、私はリスクある人生スタート、だと思っていたし、まだ思っています。でも、最近、私は幸せを感じています>  深刻だけどどこかポップな雰囲気が漂う文面である。千葉県在住の西野真由さん(仮名、40歳)にZoomと電話でお話を聞くことにした。 ■実家暮らしで悠々自適、結婚願望はなかった  「高校生の頃までは結婚願望がありました。子どもが大好きだから。子どもを100人作りたい! と思っていました(笑)。でも、海外留学をして、いろんな人に会って付き合ったりして、自分が培ってきた価値観は絶対じゃないことに気づいたんです。

 大学は中退して帰国しました。働きながら実家にいると自由なお金ができますよね。海外旅行をしたりプールで泳いだり。そんな暮らしが楽しくて結婚に魅力を感じなくなりました。親が離婚しているのも影響していると思います」  このインタビューを行ったのは5月下旬。真由さんは「そろそろ陣痛が来そう」な段階の妊娠中で、しかもコロナ禍にある。ストレスがたまっているのだろうか。早口で赤裸々かつたくさん話してくれた。ちなみに夫の信二さん(仮名、48歳)は不在。イライラするので外に追い出したらしい。

 「在宅勤務で2カ月以上ずっと家にいるんです。でも、『出ていけ!』というと本当に出ていくのでそれもまた腹が立ちます」  Zoom画面越しで笑っている真由さんは元アイドル並みの美形である。結婚するまでは歯科衛生士として働きつつ、夜はホステスのアルバイトもして旅行資金を作っていたらしい。  よくしゃべりよく笑い、脇も甘そうで(失礼)、目を引く美人。モテないはずはない。10代の頃からパートナーはつねにいたという。ただし、男友達は多くても浮気などは一切せず、恋人とは「最低でも5年」は付き合ってきたと真由さんは振り返る。

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