本田圭佑のネフチ入りにクラブ首脳陣、現地メディアの反応は!?「アジアの元スター」「夏には契約延長も」
アゼルバイジャンのネフチ・バクーは3月15日、本田圭佑の加入を発表。契約期間は今季いっぱいで、背番号は「4」になることが明らかにされた。 【動画】本田のネフチ・バクー入団会見の様子(後半部分) 今年1月にブラジルのボタフォゴを退団し、2月にはポルトガルのポルティモネンセ加入を発表したものの、リーグへの登録が不可能であることが明らかとなって破談。以降はその去就が注目されていた35歳の日本人選手は、ついにプロキャリアにおける9つ目の所属先を決めた。 契約調印の後、オンラインでの会見にカムラン・グリエフ会長、エルヌール・エイバゾフ副会長らクラブ首脳陣とともに出席した本田は、「対戦相手は非常に強く、勝つことは簡単ではないと分かっているが、それでもネフチはチャンピオンになりたいと願っています。そんなクラブ同様に私も野心的です。だからここに来ました」と英語で語った。 ネフチについては2試合を見たと明かし、「チームは長い間チャンピオンになれずにいるが、今季はチャンスがあります。私はチームがゴールを奪うための手助けをしたいと思います。この機会を与えてくれてありがとうございます」と、意気込みと受け入れてくれたクラブへの感謝を述べた。 アゼルバイジャンを新たな挑戦の場に選んだ理由としては、「よく、なぜ日本に戻らないのか? と訊かれますが、日本では3年プレーしたので、もう興味はありません。アゼルバイジャンの日本人選手第1号になる。これは私の新しい挑戦です。これまでのキャリアで、私は幾つもの失敗を犯しましたが、ここではそれを繰り返しません」と説明した。 一方、グリエフ会長は「本田はネフチのことを理解しているし、アゼルバイジャンのサッカーにも精通している」と語り、即戦力として期待を寄せた。また、彼が日本代表としてアゼルバイジャン代表と対戦した2012年5月23日の親善試合(2-0でホームの日本が勝利)を回想し、「GKに防がれたものの、本田は素晴らしいFKを見せた」と語った。 また、本田の新しいボスとなるサミール・アッバソフ監督は、「全ての監督には優れた選手が必要だ。本田は今季までネフチのためにプレーし、夏には契約延長の交渉が行なわれるかもしれない」との声明を発表している(『CASPIAN NEWS』より)。