超人・糸井嘉男さんが語る日本ハム時代の大谷翔平「寒気したっすね」「えげつない」
日本ハム、オリックス、阪神でプレーした元プロ野球選手で、阪神のスペシャル・アンバサダー(SA)を務める糸井嘉男さん(43)が12日に放送されたBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(木曜後10・00)にゲスト出演。ドジャース・大谷翔平投手(30)の日本ハム時代の印象について語った。 糸井さんは2003年から2012年まで日本ハムでプレーして2013年にオリックス、2017年に阪神へ移籍したが、大谷は糸井さんと入れ違いで2013年に日本ハムに入団。チームメートになることはなかった。 そんな大谷について聞かれ、まずは「野球選手としての神様の域。バスケでいうマイケル・ジョーダン」と語った糸井さん。「もうそのクラスいきましたよね。それがまだ続いている」とし、「来年は20勝して50発打つとか。最多勝獲って3冠王とか」とさらなる偉業に期待を寄せた。 そして、大谷が若手だった日本ハム時代を当時の対戦相手として回想。札幌ドームで大谷がフリー打撃を始めると、当時のオリックスナインは試合前のウォーミングアップで思わず足が止まり、ついつい見入ってしまっていたという。 当時はまだ今よりも細身だった大谷。それでも打球が「とんでもないところ飛んでいる。あり得ないところに飛んでるんですよ」と振り返り、「その時代、柳田(悠岐=ソフトバンク)とかが凄かったですけど、薄れます」とあり得ないぐらい飛ばした全盛期のギータの存在が薄れるほど凄かったとした。 「当時からバッティング練習見て、もうちょっと寒気したっすね。もうちょっと(自分が)恥ずかしなる。うらやましいというかね」「ポテンシャルの恐ろしさ。えげつない」と笑顔で話していた。