鳥栖署は22日、鳥栖市の50代男性がSNS(交流サイト)のやりとりを通じて340万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、男性は3月中旬、SNSを通じて知り合ったマレーシアと日本のハーフの女性を名乗る人物らから「一緒に操作すれば収益を得られる」などと持ちかけられ、投資名目で指定の口座に計340万円を送金した。
男性はメッセージやビデオ通話で相手とやりとりをしていて、結婚話なども出ていたという。手数料610万円を請求されて金融機関に借りようとしたところ、職員が詐欺を疑い、男性は同署に届け出た。