【齋藤 薫・美容医療の要らない人生を考える① 】“こんなふうに上がればいいのに”が叶う。テープを貼るだけで、糸リフトと同じ効果?
考え方は、寄せてあげるブラや、くびれたウエストを作る補正下着と同じ。
かくして、どこに貼っても見えないフェイステープが存在することは、それこそ美容医療のいらない人生を約束してくれるはず。つまりそういうものがあること、そういう方法があると言うことを知っているだけでも、未来のイメージがちょっと変わってくるのではないでしょうか。 実は私自身も、取材を機にこのテープを知って以前から試していたものの、もっと若い頃には、それほど必要性を感じなかった上に、今思えば上手に貼れていなかったこともあって、正直続かなかったりしましたが、今改めてこれがあって心底助かったと思っています。 そもそもテープをあちこち貼って、たるみを持ち上げているなんて滑稽と思うかもしれないけれど、実際やってみた時の、自然なのに何だか若い自分の顔印象に、テープリフトへの認識を改めるはずです。要は寄せてあげるブラやくびれたウエストを作る補正下着と同じ。 何しろ、顔全体のたるみも、法令線も、ゴルゴラインも、輪郭の崩れも、口元のもたつきも、アイバックなどの目元の衰えも、もちろん目尻のシワも、そして首のシワも、二重あごも一様ににテーピングでき、明らかに目立たなくすることができるのだから。加えて皮膚を引っ張るからキメも細かく見えるし、少し肌色も明るく見える……。慣れてくるほどに面白くて面白くて、自分の若い顔作りにはまっていきます。
テープだからこそ“美容医療やりすぎ“の違和感がある顔には絶対ならない
ちなみに、美容医療の糸リフト等は、実際に仕上がりがどうなるか、当然のことながら自分でコントロールできるわけではなく、ここをこう上げたいと伝えても、なかなか思ったようにはいかないはず。その点、テーピングならば本当に好きなように好きなだけ持ち上がる持ち上げることができ、失敗したら剥がせば良い、大体がそうは言ってもテープレベル、“美容医療をやり過ぎの不自然な顔”には絶対にならないところがポイントなのです。そういう意味では極めてリスクが少なく、安心に若返りできると言えるのではないでしょうか。 美容医療を続けるのは経済的に無理と考えていた人も、こういうものがあるならばと意識を変えるのかもしれません。確かにテープもランニングコストはかかるけれど、何かある日だけ貼っていくという使い方もあるし、大変お得な大判シートも出ていて、好きなだけカットして使うことができるので、だいぶお得になっています。 難点は、やはり慣れるまでは失敗してシートを無駄にすることも大いにあるという点だけ。その分を加味して、こういうものがさらに安く手に入ったら、本当に大人の未来は変わるはず。