シンガポール航空、マイル会員の期限再延長 LCCスクート搭乗時も特典
シンガポール航空(SIA/SQ)は1月7日、マイレージプログラムの上級ステータス「PPSクラブ」と「クリスフライヤー・エリート」について、3月から2022年2月の間に失効する会員資格の有効期限を再び1年間自動延長すると発表した。 PPSクラブ会員は、3月から2023年2月までに失効するリザーブバリューの有効期限を1年間延長。2023年3月から2024年2月までに延長する。クリスフライヤー・エリート会員の場合、前回の延長時より前の12カ月間に獲得したエリートマイルは、会員期間が3月から2022年2月まで延長された後、自動的に保持されるという。 また、新しい特典を追加。シンガポール航空と傘下のシルクエアー(SLK/MI)、LCCのスクート(TGW/TR)のフライトで獲得したエリートマイルに応じて特典を贈呈する新サービス「KrisFlyer Milestone Reward(クリスフライヤー・マイルストーン・リワード)」を開始した。5000エリートマイルから適応され、クリスフライヤー会員は獲得マイル数に応じてKrisPayマイルの贈呈や、シンガポール航空やシルクエアーでの搭乗クラス事前アップグレードなどの特典を受けられる。 スクートのフライトは1月1日からマイルを獲得できるようになった。PPSクラブ会員は、2月からスクートのフライト利用時に優先チェックインと優先搭乗(新型コロナの影響で現在は両方とも利用不可)、受託手荷物料金支払い時に5キロ分追加、1回分の予約無料変更、無料の座席指定などの特典も利用できる。
Tadayuki YOSHIKAWA