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森保ジャパン今年初代表戦 空白11か月の成長アピールで序列ぶちこわせ…担当記者が読み解く

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スポーツ報知

 日本サッカー協会は1日、オランダ・ユトレヒトで国際親善試合(9日・カメルーン戦、同13日・コートジボワール戦)に臨む日本代表メンバーを発表した。今年初めての代表活動では、新型コロナウイルスの影響を考慮して国内組の招集は見送り、欧州でプレーする25人を選出。オランダ1部・AZのDF菅原由勢(ゆきなり、20)が初招集された。海外組を含めたチームとしては昨年11月以来となり、11か月で選手の各クラブでの状況も変化。森保ジャパンの最新序列を、日本代表担当の金川誉記者が読み解く。  男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ―。約11か月ぶりの代表に集まる選手たちを見るには、刮目(目をこすりよく見ること)ぐらいでは足りない。負傷者を除いたベストメンバーが最後にそろったのは、昨年10月のタジキスタン戦。コロナ禍で試合がなかった期間もあるが、ここまで成長を見せた選手が序列をぶち壊すこともありえる。  中でも、スペインで存在感を示す久保が、中軸にステップアップする可能性は十分だ。代表デビューを飾った昨年は“お試し期間”の印象も強かった。しかし、昨季マジョルカで4得点4アシストと結果を出した19歳の力を疑う者はもういない。これまで10番を背負ったポルトMF中島が招集外の今回、エースナンバーを託される可能性すらある。  森保一監督(52)は、今季ビリャレアルで途中出場ながらインパクトを残す久保を、「出場時間は短いですが、得点チャンスに絡むプレーは見せてくれている」と評価する。久保が主戦場とする中盤右サイドは、これまでMF堂安がファーストチョイス。昨季のクラブでの活躍でいえば、久保に軍配が上がる。  しかし、堂安も今季PSVから期限付き移籍したビーレフェルトで定位置をつかみ、攻守にタフなプレーを披露している。ゲンクMF伊東も加えた右サイドのレギュラー争いを、指揮官がどう見るかは最大の注目ポイントだ。  トップ下の争いも面白い。リバプールの南野と、フランクフルトの鎌田。クラブの格はリバプールが上だが、南野がサブからの脱却を目指す一方、鎌田は今季も2アシストを挙げ、毎試合、攻撃の中心を担う。指揮官は「チーム力アップのためには、選手の所属クラブでのレベルアップ、そして存在価値を高めることが必要」と語る。クラブでの活躍が、代表に呼ばれるためのチケットではある。一方で代表のユニホームで結果を残すことが、その地位を固めるために必要であることも間違いない。(金川 誉)

報知新聞社

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