大阪府・吉村知事が定例会見1月19日(全文4完)オミクロン株に合わせた基本的対処方針を
自衛隊の大規模接種会場が中央区内に。受け止めを
それ以外の都道府県で、さまざまな考え方があってまん延防止を要請してるところもあるし、要請してないところもあるし、逆に言ったら病床使用率が100%近い和歌山県だって要請はしてないし、滋賀県だって病床使用率が非常に高くても要請はしてないし、それぞれの都道府県の考え方があると思っています。ただ、根底にあるのは、やはりもともと定められたレベル2の後半からレベル3にかけてで、じゃあ大阪でいくとどこなのということで、客観的基準をできるだけ策定して判断したということです。 毎日放送:すいません。あと、話題は変わるんですけれども、きのうなんですけれども、自衛隊の大規模接種会場が中央区の民間のビル内に決まったんですけれども、知事として受け止めをお願いします。 吉村:3回目の接種、非常に重要だと思ってますので、国の自衛隊の接種が大阪において行われるということについてはありがたいと思います。ここは国とも協力して進めていきたいと思います。 毎日放送:すいません、最後にもう1点だけ。同じくワクチンに関してなんですが。ブースター接種というのがまだなかなか進まない中で、今、第6波が来てるということで、できるだけ早く、もちろん7カ月、6カ月というところはあるんですけども、できるだけ早く打てる環境をつくれればという中で、ワクチンの供給量について、実際に予定どおり供給されるのかどうか、その辺りの、知事としては、不安材料などというところでは、どのように捉えられていらっしゃいますか。 吉村:もちろんできるだけ早く、できるだけ多くの量を供給していただきたいと思いますし、それをやっていただければ早いワクチン接種も可能になります。
あともう1カ月早ければという思いはある
今、示されてる供給スケジュール、そこから狂うことはないと思いますので、それを前提に進めていますが、ワクチン確保は国において行われますので、できるだけ早く確保もお願いしたいですし、できるだけ早く供給もお願いしたい。そのスケジュール開示もできるだけ早くやっていただければ、自治体、われわれ現場もそれに基づいて早く接種ができますので、そこをお願いしたいと思います。 いろんな基準も定めてますけど、できるところからどんどんやったらいいと思ってますし、第6波のまさにさなかに入ってきてますので、あともう1カ月早ければという思いはあります。ただ、これも結果論を言っても仕方がないですし、ですけども、去年の12月ぐらいからできるだけ早くワクチン接種の前倒しをというのを僕もずいぶん言ってきて、高齢者施設なんかは前倒しが認められるようになりましたけど、もっと危機感を持って、できるだけ早く、あるところから、在庫でワクチンを持ってるところもあったわけですから、どんどんやっていくべきだという大号令をぜひ掛けていただきたかったなとは思います。 でも、もうそれは振り返って論になるので、今からのことで言うと、できるだけ多くのワクチンを、できるだけ早く供給をお願いしたいと思います。あとはもうできるところからどんどんやっていく。これも7カ月基準とか、よく分かんないのがあるんだけど、こんなん要るんかなと思うんですけど、担当部にこんなん要らんやろうって、先やろうって言ったら、いや、これは国の基準ですから駄目ですって言うんだけど。あるんですよ、もう接種券を持ってる人、高齢者からやったらええやんかっていう話をしてるんだけど、7カ月たった人からということなんで。これは国の接種間隔として定められてるということですから守りますけれども、できるところからどんどん早くやるべきだと僕は思います。 司会:よろしいですか。では次の方。すいません。そしたら、それ、日経新聞。