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いつもより長い春休みに小学生が出会った映画たち

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キネマ旬報WEB

映画を見て、楽しく学ぶ――。ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」協力の<映画感想文コンクール2020・春>のグランプリほか、各賞の受賞作が決定しました。 これまでとはあまりに違う春を過ごした小学生たちがおうちで見た映画の感想文を熱筆! 小学生ならではの瑞々しい感性で、この春だからこそつづられた感想文をぜひご一読ください。全受賞者の発表は公式サイトからご覧ください。

グランプリ 題名「バラの中」

●グランプリ:小学校4年生 男の子 ●見た映画「美女と野獣」 題名:「バラの中」 お母さんと一緒に美女と野獣を初めて映画館で観た時、きれいな映像に感動した。横で観ていたお母さんも、いつもとは違う表情をしていて、何だかクラスの女の子みたいに嬉しそうな顔で映画を観ていました。 ぼくが好きなシーンは、ルミエール達がベルにおもてなしをする所です。只、今を悲しむより、目の前の可能性や自分達が出来る事を最大限に生かして行動する姿は、くすまずまっすぐで見習いたいと思ったからです。 長い休みの中、自分が出来る、人に喜んでもらえる事はないかと考え、得意な絵を描いて友達や家族に送ってみました。ぼくが描いた絵は、物語のシンボルとも言えるまほうのバラです。実は以前このバラの真ん中には何があるのか気になり、何度も映画を見返した事がありました。不思議な事にバラの中には…『何もない』のです。 バラの中には目では見えない心のようなものがあり、それを花びらがかくすように包みさいていたように思えました。一枚一枚花びらが落ちていく中で、その中身も変化し、ベル達にとっては見た目にとらわれない、想い合う愛情が真の実としてあったから呪いが解けたのかもしれない。 人はみんなまほうのバラを持っていると思います。その中はそれぞれ違い、かくす花びらの量も違う。良い思いもあれば悪い考えもあるかもしれない。でも大事なのはそれぞれのバラの中をちゃんと見通して、理解し合える気持ちが必要なのだと思いました。 ぼくが絵を送った人達から返事がきて、色々内容は違うけど、そろってみんな気持ちが嬉しかったと伝えてくれました。お母さんも 「やさしさがひらいてくバラね」 と言い、映画を一緒に観たあの時と同じ顔で笑ってくれました。ぼくが描いたバラの中にも真心がかくれていたらしい。急に照れくさくなったけど、幸せに思えました。

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