【日本人初】体操・杉野正尭 鉄棒の大技G難度「マラス」に意欲
体操で東京五輪代表補欠の杉野正尭(たかあき)選手が、所属チームの徳洲会体操クラブでの練習を公開しました。 杉野選手は得意の鉄棒で大技を披露します。前方に抱え込みながら2回宙返りし、半分ひねってから再び鉄棒をキャッチするF難度の「ペガン」に成功。 日本人が「ペガン」を大会で成功させた例はなく、成功させれば日本人初の大技となります。 さらに杉野選手は「ペガン」を屈身姿勢で行うG難度の「マラス」に挑戦。宙返りの高さと回転が必要とされるこの技、鉄棒をキャッチすることが困難ですが、5回目の挑戦で成功。チームメイトからも拍手が送られました。 杉野選手は「自分の持ち味であるダイナミックさを生かせる。自分の武器になる技で練習を頑張っている。(日本人初ではあるが)五輪の金メダルを目標にしているので、そこに向けた1つの成長過程」と答えました。