55歳で第一子が誕生、「アラ還子育て」の意外なメリットとは。23人に1人は45歳以上で「パパデビュー」している!
「昔は5時間とかでした。仕事や興味のあることがあると、寝ずにそちらに熱中することもよくありましたね。今はその時間を睡眠にシフトして、7~8時間は寝るようにしています。 60代で健康な状態をキープできれば、70~80代も元気で過ごせるはず。息子が大好きなサッカーを一緒にやるためにも、元気でいてあげたいですね」 時間やお金の使い方はどう変わったのかも聞いてみた。 もともと買い物好きというわけではなかった留岡さんだが、子どもが生まれる前は平日の夜や土日は自己啓発を兼ねたワークショップなどによく足を運んでいた。しかし、今はもうほとんど行くことはないそうだ。
「いまの“時間投資先“は圧倒的に子どもです。子どもと過ごす『いま』や未来に投資したいし、子どもがどこでも食っていけるような人間になることが、僕にとっては最大のリターンになる」 ■長男は小学校ではなくオルタナティブスクールへ こう考える留岡さんは、長男の小学校進学にあたってもユニークな決断をした。地元の公立小でもお受験を経た私立小でもなく、都内のオルタナティブスクールに今年の4月から通っている。 後編『55歳で第一子、7歳息子は「父の年齢」どう感じるか』では、その経緯や長男が「自分のパパが友達のパパより高齢であること」についてどう感じているかなどを紹介する。
宇乃 さや香 :フリーライター