「僕が知事なら自分で説明」斎藤知事の“SNS問題”対応に橋下徹氏「権力者失格」「危機管理能力欠如」
【橋下徹氏】「かつて大阪市役所で近いことをやっていて、市役所組織全体が現職の市長を当選させるって活動をやっていたんですよ。政治と行政をしっかり分けなきゃいけないということで、僕は大号令をかけた。委員が選挙運動にもし携わるようになったら、僕は『やめろ』って言います」 「一部の委員が僕らを応援してくれようとしていたから、『委員を務めている以上は、僕らを応援するのはやめてください』と言った。選挙の時は、委員の人の仕事を全部止めさせました。契約を解消しています。法令上問題なくても、誤解を受けるから」
■契約書をPR会社と交わさなかったことは「危機管理能力の欠如」
斎藤知事とPR会社との間で正式な契約書が交わされていなかったことについて、絶対に契約書を残し、公職選挙法の知識が薄い人に頼むことはないと橋下氏は批判しました。 【橋下徹氏】「僕は今回(のケース)は絶対に署名を残す。じゃあ『お前は全部契約書を交わしているのか』って言われるんですが、問題が起きないようなところでは契約書なんか交わしませんよ」 橋下氏は、公職選挙法の領域ではルールが複雑で、違反するとペナルティが大きいことから、契約書を作成しないことは危機管理能力の欠如を示していると指摘します。 【橋下徹氏】「相手方が公職選挙法を知らない。知識が薄い人に頼むことはまずない。今回ボランティアかどうか法律家も議論している。どちらの捉え方もある。それぐらい微妙なものであるならば、明確に契約書にしておかないと」 「問題が生じた場合にはやっぱり契約書を作っておかなかったことが失敗だってなる。今回、大問題が起きているわけです。権力者としてこういう時には契約書を作っておくという危機管理能力がないと。兵庫県政で、ありとあらゆるいろんな利害関係者が出てくるときに、これは契約書を作らなきゃいけない、これはいらないっていう選別の能力が権力者に問われるところなんですよ」 (関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」 2024年11月29日放送)
関西テレビ