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【堀内恒夫EYE】田口麗斗はピンチになってもぐらつかない精神力を磨いた方がいい

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スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 広島4―1巨人(30日・マツダスタジアム)  田口と野村も球数が多すぎる。三振を取れる投手ではないから、打たせて取ろうとする。ファウルされる。粘られる。いい所に投げようとする。球数が多くなる。四球が増える。球数の多い試合は、好ゲームをダメにする。  田口は右打者の初球、ほとんどスライダーから入った。広島の打者も分かっているのか、ほとんど見逃してストライクになった。カウントが有利になるのだから、もっと勝負を早くしてもいいのに、そこからボールを投げながら打たせようとする。追い込んで抑えられる投手ではなく、相手に早打ちさせる投手だ。9回まで完投ペースで投げた前回のマウンドを思い出してほしい。打てそうで打てない。あの投球こそ、田口の真骨頂だ。  5回。田中広の投ゴロを、慌てることはないのに体勢が悪いまま投げ二塁への送球が乱れた。きっちり送球していれば併殺を取れた。鈴木誠に打たれた2ランは、自らのミスに心の整理がつかないまま投げてしまった結果だ。田口が打たれるときは、ほとんどがこれだ。いい時はスイスイ。打たれ始めると、それまでと全く違う球がいく。精神的な弱さが原因なのか。それならばボールを磨くよりも、ピンチになってもぐらつかない精神力を磨いた方がいい。(スポーツ報知評論家)

報知新聞社

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