ミランとのビッグマッチへエース不在のユヴェントス、モッタ「全員が一丸となって守り攻撃する」レオン対策にも言及 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】ユヴェントスのチアゴ・モッタ監督が、日本時間11月24日2:00に予定されているセリエA第13節ミラン対ユヴェントス戦へ向けて記者会見へ出席し、意気込みなどを語った。 【動画】イタリアダービーでは過去20年で最多ゴールの記録的激闘に
セリエA12試合を終えて勝ち点「24」で6位につけるユヴェントス。今夏からチームを率いるチアゴ・モッタの下、日本時間24日に、7位ミランとの直接対決となるサンシーロでのビッグマッチに挑む。 ユヴェントスの指揮官は、代表戦で負傷したエースのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチらを欠く中で臨む一戦を前に、前日会見で語った。 「ケガはつきものであり、今回はドゥシャンの番になった。チームの全員が一丸となって守り、一丸となって攻撃したい。ヴラホヴィッチの代役? 選手たちは全員、異なる特徴を持っていて、異なる代替案や解決策となってくれるだおる。明日、様子を見たい」 「ヴラホヴィッチがいつ戻ってくるのかは、まだ分からないが、明日は確実にいない。だが私は選手全員を信頼している。彼らは、チームが何をするべきかを把握し、攻守両面においてやるべきことをやってくれるはずだ」 モッタは、パウロ・フォンセカ率いるミランに対して警戒を強めつつ、ミランの10番のラファエウ・レオン対策を問われて、自身の見解を示した。 「ミランは組織的に非常に強いチームだ。経験のある監督もいる。明日はわれわれにとってやりやすい方向へ試合を引き寄せられるようにしなければならない。明日は卒業試験に? 全員がプラスアルファの力を発揮しなければならない。欠場者の不在を感じさせないためにも、みんなが実力以上を発揮するべきだ」 「レオンをどのように止めるか? ミランは攻守の切り替えの際に極めて強い。レオンやほかのFWは、全員クオリティを持っているので、相手に裏のスペースを与えず、コンパクトにプレーしなければならない。目の前の相手に対処しなければならないとしても、常にチームメートやチーム全体のサポートが必要になるだろう」 また、ユーヴェ指揮官はチームの台所事情により、下部組織の選手の招集について考えを示したほか、24歳のMFティモシー・ウェアに賛辞を贈った。 「下部組織の選手の招集を検討しているが、それはふさわしい場合に限る。ただ、呼ぶだけのために呼ぶことはしない。選手とクラブの利益を考えなければならない」 「現段階では、ウェアのすること全てが好きだ。ゴールを挙げてくれるところはかなり気に入っている。加えて多くのオプションを提供できるので、興味深い選手だ。右でも左でもプレーし、チームの状況を理解し、何が必要なのかを察知できる。献身的で、責任感のある選手だ」 試合情報 ミラン vs ユヴェントス 試合時間:2024年11月24日(日)日本時間2:00 会場:サンシーロ
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