<佐倉綾音&井上麻里奈>「僕のヒーローアカデミア」 常に「挑む」「戦う」アフレコ 10年前の共演秘話も
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で堀越耕平さんが連載中のマンガが原作のテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」の第5期(読売テレビ・日本テレビ系、土曜午後5時半)が3月27日にスタートする。麗日お茶子役の佐倉綾音さん、八百万百役の井上麻里奈さんは、「『ヒロアカ』ほど『挑め』という言葉が飛び交う現場はない」「戦う現場」と感じているといい、5年間で「キャラクターと共に役者としても成長できた」と話す。アフレコの様子、約10年前の初共演の思い出、お互いの印象について聞いた。 【写真特集】佐倉綾音&井上麻里奈 「ヒロアカ」対談 可愛い写真 全身カットも
◇ヒロインでなくヒーロー お茶子、八百万に尊敬、憧れも
「僕のヒーローアカデミア」は、人口の約8割が超常能力“個性”を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿を描いている。テレビアニメ第1期が2016年4~6月、第2期が2017年3~9月、第3期が2018年4~9月、第4期が2019年10月~2020年4月に放送された。劇場版アニメ第3弾が2021年夏に公開される。
テレビアニメ第5期では、デク、八百万、お茶子ら雄英高校ヒーロー科1年A組と1年B組の対抗戦が描かれる。体育祭以来のA組とB組の直接対決に、ヒーロー科を目指す普通科1年C組の心操人使も参加することになる。
――テレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」は第5期に突入すると共に、2016年4月の第1期放送開始から5周年を迎えます。これまでを振り返っていかがですか?
佐倉さん 第5期であり5周年なんですよね。私はアニメが始まった当初、アフレコ現場で「10年続くコンテンツにしたい」と言われたのですが、その半分まで来たんだなと。みんなが理想として掲げてきたものが現実味を帯びてきたなと実感しています。
井上さん 折り返しか。私は「ヒロアカ」を最終回の想像がつかない作品だなと思っていて、それこそ雄英高校を卒業した後のプロヒーローとしての活躍も描けるし。そう考えると、(アニメも)10年以上は余裕かもしれないですね。