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「眉屋私記」の文学碑 建立目指し寄付募る 期成会が呼び掛け 名護市屋部

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琉球新報

 【名護】記録作家・上野英信さん(1923―87年)が沖縄県名護市屋部の山入端一族(屋号・眉屋)の歴史を記した「眉屋私記」の文学碑建立を目指す活動が展開されている。屋部の住民らが「近代沖縄の民衆の歴史を象徴する眉屋私記を広く伝えたい」と建立のための寄付を募っている。  眉屋私記は1908年に炭鉱移民でメキシコに渡り、その後キューバに移った山入端萬栄さんや、辻遊郭に売られた末妹ツルさんらの人生を通し、近代沖縄民衆の歩みを描いた。  文学碑建立の話は以前もあったが、昨年11月の上野さんの三十三年忌の集いで提案された。今年7月、地元住民や上野さんと親交のあった文化人らが眉屋私記文学碑建立期成会を発足。碑は、眉屋私記の冒頭で描かれた屋部の拝所「渡波屋」そばの公園内に建立する計画だ。  期成会は300万円を目標に1口2千円から寄付を募っている。今月1日に屋部区公民館で開いた役員会で137万円が集まったことが報告された。年内の目標額達成と年明けの建立を目指す方針も確認した。上野さんと親交があったジャーナリストの三木健さんは「碑を通じ近代沖縄の民衆の歩みを知ってほしい」と語った。  寄付の問い合わせは屋部区公民館(電話)0980(53)2450。

琉球新報社

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