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三菱マテリアルの20年3月期決算、最終赤字728億円

配信

鉄鋼新聞

 三菱マテリアルの20年3月期連結決算は、売上高1兆5161億円で前期比8・8%減、経常利益496億1千万円で同比2・1%減、最終赤字728億5千万円(前期は12億9800万円の黒字)。  銅価格の下落に加え、自動車や半導体関連の需要減少などから減収減益。最終損益は固定資産の減損損失や連結子会社における独占禁止法関連損失の計上などから最終赤字となった。  事業別の経常利益は高機能製品が14億円(同比88・7%減)、加工が69億円(同比55・4%減)、金属が280億円(同比12・2倍)、セメントが149億円(同比24・1%減)、その他が98億円(同比5・5%減)。高機能製品のうち銅加工は38億円(同比54・2%減)、電子材料は15億円(同比74・1%減)、アルミは39億円の赤字(前期は9億円の赤字)。  金属は銅価格の下落があったものの、製錬コストの減少やパラジウム価格の上昇などから大幅な増益。高機能製品のうち銅加工品は自動車向けや半導体関連の減販から減益。電子材料は機能材料及び電子デバイス製品の減販に加え、多結晶シリコン製品の製造コストの増加などから減益。アルミは飲料用の通常缶・ボトル缶や自動車向け押出製品・熱交板材などの減販などから減益となった。  今期予想は新型コロナウイルスの世界的流行の影響で今後の経済活動や主要製品の需要動向が不透明な状況にあり、現時点で合理的に見積もることが困難であるため未定とした。