社員VS銀行員 格闘ゲームで熱戦、勝ったのは
山陰パナソニック(島根県出雲市渡橋町)の社員と山陰合同銀行出雲支店(同市今市町)の行員がこのほど、格闘ゲームの交流戦で親睦を深めた。ゲームの腕に自信を持つ社員と行員が本気の熱戦を繰り広げ、新たな交流の輪が生まれた。 山陰パナソニックは、ゲームを通して若手の人材育成や企業交流などに取り組むため、社内にeスポーツ部を持つ。取引があり、若手も多い同支店に呼び掛け、初となる交流大会を企画。松江市平成町の山陰パナソニック松江営業所で開いた。 使用したのは、互いがゲームのキャラクターを選んで一対一で戦い、相手の体力を先に無くした方が勝ちとなる人気ゲーム「ストリートファイターVチャンピオンエディション」で、双方5人ずつの星取り戦形式で進行。互いに真剣な表情でゲームを操作し、大技が決まったり逆転劇を繰り広げたりするたび、拍手や歓声が巻き起こった。 激闘の末、山陰パナソニックの4人が相手を打ち負かし、団体勝利を収めた。参加した同社ドコモ営業部の堀田晋平さん(38)は「企業同士なのにゲームでつながりができるのは新鮮な気持ち。今後も交流を進めるため、もっとゲームの腕を磨きたい」と笑顔だった。
同社は今後、3カ月に1回ほどの頻度で、県内外の企業や大学などと交流大会を開く予定だという。