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（ブルームバーグ）： 米格安航空会社スピリット航空は、同業ジェットブルー・エアウェイズが提示した約33億ドル（約4220億円）規模の敵対的買収案を拒否した。

スピリットの19日発表によれば、ジェットブルーからの買収案はスピリットと同社株主に最善の利益をもたらさないと同社取締役会は全会一致で判断。「規制面での大きな障害に直面」し、取引を完了させられる可能性は低いと説明した。スピリットは再度株主に対し、既に合意しているフロンティア・グループ・ホールディングスへの身売りに賛成票を投じるよう求めた。スピリットは６月10日に臨時株主総会を開催する。

フロンティアにはコメントを求めたが返答を得られていない。

ジェットブルー、スピリット航空に敵対的買収案－32.6億ドルで

米格安航空２社が統合へ、フロンティアがスピリットを29億ドルで買収

原題：Spirit Air Again Rejects JetBlue After Hostile Takeover Bid (2)（抜粋）

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