武部聡志。日本で一番多くの歌い手と共演した音楽家が抱く「音楽への危機感と希望」
■武部聡志(たけべ・さとし)1957年生まれ。作・編曲家、音楽プロデューサー。1983年より松任谷由実コンサートツアーの音楽監督の他、一青窈、今井美樹、平井堅、JUJU 等のプロデュース、音楽番組『FNS歌謡祭』や『MUSIC FAIR』の音楽監督などを歴任。 ■集英社新書『ユーミンの歌声はなぜ心を揺さぶるのか 語り継ぎたい最高の歌い手たち』日本で1番多くの歌い手と共演した音楽家が語るかつてない"究極のボーカル論"――。真の「優れた歌い手」は何が凄いのか?音程やリズムが正確な「うまい歌い手」であっても、それだけでは時代も世代も超えて人々の心を揺さぶる「優れた歌い手」ではない。彼らはテクニックではなく、もっと大切なものを音楽に宿しているのだ。1970年代から音楽界の第一線でアレンジャー・プロデューサーとして活躍し、日本で一番多くの歌い手と共演した著者が、松任谷由実や吉田拓郎、松田聖子、中森明菜、斉藤由貴、玉置浩二、MISIA、一青窈など、優れた歌い手たちの魅力の本質を解き明かす。 ■武部聡志・著『ユーミンの歌声はなぜ心を揺さぶるのか 語り継ぎたい最高の歌い手たち』刊行記念イベント11月29日(金)19:00よりNHKカルチャーセンター青山教室で開催 これまで出会ってきた優れた歌い手たちの魅力を武部聡志さんが語りつくす貴重な会です。書籍購入特典として、サイン会・撮影会もございますので、ぜひお越しください。(オンラインでの参加も可能です) 詳細はこちら 取材・文/酒井優考 撮影/山添 太 ヘアメイク/下田英里
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