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誹謗中傷やめて 田辺市「感染防止の妨げに」

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紀伊民報

 新型コロナウイルスの感染拡大とともに、インターネット上では感染者を特定し、誹謗(ひぼう)中傷する書き込みが繰り返されている。背景には感染への不安やさまざまな自粛によるストレスがあると思われるが、和歌山県田辺市は「人を攻撃しても感染防止にはならない」と冷静な行動を呼び掛けている。  会員制交流サイト(SNS)やネット掲示板では、「どんな教育を受けているんだ」「自分勝手な行動でみんなに迷惑をかけるな」と感染者やその家族、感染者が出た店などを批判する書き込みが後を絶たない。  感染者は感染拡大防止のため、県に行動履歴を細かく明かしているが、それをもとにさまざまな批判が上がり、報道されていない部分について思い込みで個人攻撃するような書き込みも見られる。  過熱する書き込みに「感染が心配でも検査に行くのが怖くなる」「誰も正直に行動を話せなくなる」といった声が上がっている。  真砂充敏市長は「感染拡大の防止には、感染の可能性のある人がためらわず検査を受けられ、もし感染していた場合も、詳細に行動履歴を明かせる環境が必要。感染者への攻撃はその妨げになる」と注意を呼び掛けている。

紀伊民報

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