JALが国内初導入、電動トーイングカーの効果
日本航空(JAL)は19日、航空機の出発時のプッシュバック(後進)などに使う電動トーイングカーを国内で初めて那覇空港(那覇市)に導入し、本格運用を開始したと発表した。従来のディーゼル車に比べ二酸化炭素(CO2)排出量をゼロに削減し、騒音レベルを約15%軽減する。環境に優しい空港づくりを推進する。 【写真】本格運用を始めた電動トーイングカー 航空機を動かすにはより大きな電力が必要なため充電設備の整備が課題だった。今回、那覇空港に充電環境が整った。また、同空港には導入車両で動かせるボーイング737型機を14機保有する日本トランスオーシャン航空(那覇市)が多数運航している。電動トーイングカーの効果を最大限生かせるため、同空港で運用を始めた。