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J1神戸の『TJ』田中順也、中断期間は自身のブランドでマスク販売し医療従事者を支援

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸FW田中順也が、24日、報道陣とのオンラインでの囲み取材に応じ、コロナ禍のなかで行った自身の取り組みや、リーグ再開に向けての意気込みなどを語った。  Jリーグ再開までいよいよ10日を切ったなか、「日々、質の高い練習ができている。幸い選手全員いいコンディションでサッカーができていると思うので、これを継続していきたい」と、チーム全体で順調な調整を送っているという田中。「できれば早く試合をしたい。まだ1週間あるという感じ」と、公式戦の舞台が待ち切れないという思いのようだ。  ただし、「(これから)過密日程で、試合をみんなで戦うことになると、一人あたりの出場時間が減る可能性がある。半年でのアピールというのは、メンタル的に苦しいものもある。普段の1年より大きなエネルギーを注がないといけないし、かなりの覚悟が必要だなと思う」と、特別なシーズンとなる今季に向けて、今は気を引き締め、来るべき再開の日を見据えて準備を整えている。  この7月で33歳になる経験豊富なレフティは、「だいたい自分がどれくらいの準備期間で試合のコンディションに持っていけるかはわかっていた。変に努力しすぎてケガや心的ストレスを負うのであれば、割り切って僕は休みたいと思っていた」と、中断期間は身体をリラックスさせていたよう。それでも、「プロになって家にサッカーボールがなかったので、久々にサッカーボールを買って、家でリフティングをしたりした。あとは娘のトランポリンをやったり、バランスボールを買ってちょっとしたトレーニングをしていた」と、ボールに触れることや、最低限の調整は怠っていない。  一方で、田中が、妻でモデルの宇井愛美とともに昨秋に立ち上げたアパレルブランド「CÉUEU」を通じて、新型コロナウイルス感染拡大の防止と、医療従事者への寄付金を募るためにマスクの制作を実施。6月15日で販売は終了したが、「1800枚くらい」を売り上げ、収益から諸経費を差し引いた全額を「こうべ医療者応援ファンド」へ寄付した。 「寄付という形で(マスクの購入に)たくさんの方々が賛同、協力してくれた。マスクの使い心地とか喜んでくれて、インスタグラムに声を届けてくれたりして、本当に元気をもらえた。ヴィッセルの活動(『こうべ医療者応援ファンド』への寄付)でも、医療従事者の方と直接お話できて、現場の苦労や第2波第3波の心配など、生の声を聞くことができ、かつ、マスクのこともすごい感謝してもらえた。微力ですが、気持ちの面で助けになれたらと思っていたし、それは少しはできたのかなと思います」と、医療従事者支援への行動を積極的に行った意義を感じているという。  いよいよJリーグでの戦いへ臨む。20日に非公開で練習試合を行い、「ゲーム感覚は全然問題ないが、予想以上に疲れた印象。もう少し走りこむか疲れをとるかして試合に臨み、1試合にかかる負担がそこまで残らないようプレーしたい。疲れない身体、土台をしっかりつくって開幕を迎えたい」とコンディション向上にピッチを上げていく。ただ、「予想以上に30を超えても衰えてない。まだまだたくさん走れると思っている」とコメント。精力的に動き、得意の左足でゴールを叩き込む21番の活躍が今季も望まれる。 「何年も(二桁得点は)取れていないので、与えられた時間でゴールを取ることを意識し、30過ぎてからも二桁を取れるように、今年はそれを達成したい」とストライカーとしての目標を掲げる田中。「自分がボールを持ったときは、一つ二つチャンスになるような動きをして、見ている人が『(田中が)ボールを持つと何かが起こる』と思ってもらえるよう、積極的に、かつ、ミスをしないよう意識して、(リモートマッチで)『ダゾーン』で見ている人を沸かせられるよう工夫してやっていきたい」と、『TJ』の愛称で親しまれる男が、さらなる活躍を誓っていた。

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