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全国最大の地銀を作ったバンカーの”哲学”とは FFG前会長、谷正明氏が語る「あの決断」と銀行の未来

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qBiz 西日本新聞経済電子版
全国最大の地銀を作ったバンカーの”哲学”とは FFG前会長、谷正明氏が語る「あの決断」と銀行の未来

インタビューに答える谷正明氏

 福岡銀行、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)のトップを計14年にわたって務め、4月に会長職を退いた谷正明氏(76)が西日本新聞の取材に応じた。谷氏は九州の金融再編を主導し、FFGを全国最大の地銀グループに育てた。在任中には九州の地銀頭取として初めて全国地方銀行協会の会長も務めた。谷氏が語ったFFGの哲学、地銀再編の考え方、九州経済の展望とは――。(聞き手は曽山茂志、井崎圭)  ■県境越え商圏  -九州の金融再編に先鞭(せんべん)をつけた。きっかけは。  「FFG発足前から九州の経済は一体化していくと思っていた。福岡銀行の主戦場は福岡県。だが、取引先は先行して県境を越え、商圏を拡大していた。県境にこだわる時代じゃない。銀行も実態に合わせるため、九州全体をカバーする必要があった」  「九州各県に支店を持っており、各支店の連携を深めて『点』を『線』にしようとしていた。ちょうどその時(経営危機に陥っていた)熊本ファミリー銀行(現熊本銀行、熊本市)、親和銀行(長崎県佐世保市)との統合の話が出てきた。救済で地域の金融や経済を守るという側面もあるが、営業活動の拡大という意味では点や線より『面』の方が良かった」  ■地域のために  -今年4月には十八銀行(長崎市)も傘下に入った。  「長崎県の経済規模は大きくない。人口減少も激しい。人口減の主な要因は、地域経済を支えていた製造業が縮小してきたからだ。それは北九州市にも同じことが言える。親和銀が本拠を置く長崎県北部も造船業が主力で他に目立った産業がない。縮小均衡の中で地銀が二つ必要なのかと危機感があった」  

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  • FFG本部(左)と十八銀行本店
  • 全国最大の地銀を作ったバンカーの”哲学”とは FFG前会長、谷正明氏が語る「あの決断」と銀行の未来
  • 親和銀行の完全子会社化に伴う記者会見で握手を交わすFFGの谷正明会長兼社長(中央)、親和銀行の鬼木和夫頭取(左)、熊本ファミリー銀行(現熊本銀行)の鈴木元頭取(右)=2007年10月1日(肩書はいずれも当時)
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