2030年W杯はスペインなど3か国共催+南米3か国開幕に正式決定!! 新カンプノウ、ベルナベウなど6か国22会場使用へ
国際サッカー連盟(FIFA)は11日、スイス・チューリヒで臨時総会を開き、2030年のワールドカップ本大会をスペイン、ポルトガル、モロッコの3か国共催とすることを正式に決議した。いずれも立候補国は一本化されており、競合はなかった。 【写真】「可愛すぎ」「佐々木大樹のモノマネ?」乃木坂46五百城茉央さんがオフショット公開 2030年のW杯は1930年の第1回大会から100周年にあたる記念大会。スペイン、ポルトガル、モロッコによる3か国共催という枠組みながら、第1回開催地のウルグアイに加え、アルゼンチン、パラグアイで記念式典と記念試合を行うことも決まった。 ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイの開幕戦は記念試合としていずれも母国で行われるため、事実上の6か国共催。いずれの国も開催国枠で出場権を与えられるため、各地域予選での残る出場国は42か国となった。 各国協会はすでに開催予定地の資料を提出済み。試合が行われるスタジアムはスペインが9都市11会場、ポルトガルが2都市3会場、モロッコが6都市6会場となっている。最多収容人数はモロッコ・カサブランカに新築予定のハッサン2世スタジアムの115,000人。スペインなど改築された新カンプ・ノウなどビッグクラブの本拠地が多数リスト入りしている。 またウルグアイの開幕戦は第1回大会が行われたモンテビデオのエスタディオ・センテナリオ(収容62,782人)を使用。アルゼンチンの開幕戦はリバープレートの本拠地として知られるブエノスアイレスのエスタディオ・モニュメンタル(同84,593人)で行われる他、パラグアイはアスンソンのエスタディオ・デフェンソーレス・デル・チャコ(同41,186人)あるいは新築のエスタディオ・ナシオナル・デル・パラグアイ(47,128人)を候補に提出している。 2034年W杯の開催予定スタジアムは以下のとおり ▼スペイン エスタディオ・リアソール(ア・コルーニャ/デポルティボ) 48,015人 カンプ・ノウ(バルセロナ) 103,447人 RCDEスタジアム(バルセロナ/エスパニョール) 40,259人 サン・マメス(ビルバオ/アスレティック・ビルバオ) 53,633人 エスタディオ・デ・グラン・カナリア(ラス・パルマス) 44,500人 メトロポリターノ(マドリード/A・マドリー) 70,650人 サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード/R・マドリー) 78,297人 エスタディオ・ラ・ロサレダ(マラガ) 45,000人 エスタディオ・デ・アノエタ(サン・セバスティアン/ソシエダ) 42,300人 エスタディオ・ヌエバ・ロマレダ(サラゴサ) 43,144人 ※新築 エスタディオ・ラ・カルトゥーハ(セビージャ) 71,000人 ▼ポルトガル エスタディオ・ダ・ルス(リスボン/ベンフィカ) 65,209人 エスタディオ・ジョゼ・アルバラーデ(リスボン/スポルティング) 50,103人 エスタディオ・ド・ドラゴン(ポルト) 51,075人 ▼モロッコ アドラル・スタジアム(アガディール) 46,000人 ハッサン2世スタジアム(カサブランカ) 115,000人 ※新築 フェズ・スタジアム(フェズ) 55,800人 マラケシュ・スタジアム(マラケシュ) 45,860人 プリンス・ムレイ・アブドゥラー・スタジアム(ラバト) 68,700人 タンジェ・スタジアム(タンジェ) 75,600人 ▼ウルグアイ エスタディオ・センテナリオ(モンテビデオ) 62,782人 ▼アルゼンチン エスタディオ・モニュメンタル(ブエノス・アイレス) 84,593人 ▼パラグアイ エスタディオ・デフェンソーレス・デル・チャコ(アスンソン) 41,186人 エスタディオ・ナシオナル・デル・パラグアイ(アスンソン) 47,128人