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伊江島の「城山御嶽」銘板新しく 51年前に父と制作した津森義弘さんら寄贈

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琉球新報

 【伊江】伊江島の中央にそびえ「伊江島タッチュー」の愛称で親しまれている城(ぐすく)山(やま)。中腹にある登山口の東側に航海の安全と健康や豊作を祈願する「城山御嶽」が建立されている。御嶽に掲げられた銘板が老朽化したため、新しい銘板の寄贈式が9月24日、同御嶽で行われた。  銘板を制作・寄贈したのは豊見城市在住の津森義弘さん(73)、澄江さん(72)夫妻。城山御嶽は1969年に義弘さんの父・博さん(故人)が設計と施工監理を行い建立された。博さんは船の設計士だった。当時大学生だった義弘さんは父から銘板の塗装を任された。  御嶽建立から半世紀の歳月が過ぎたことで銘板が傷み、昨年11月に津森さんの家族と付き合いのある渡久地政雄村議会議長が、かつて銘板制作に関わりのあった義弘さんに新しい銘板の制作を依頼した。  義弘さんは、昨年12月から新たな銘板を作り始めた。銘板の板は知人で国頭村在住の大嶺進一さんからイチョウを提供してもらった。文字は豊見城市在住の書家、与那覇隆さんに書いてもらい、県工芸振興センターの大城直也主任技師から塗装の指導を受け、特殊な塗装を施した。  義弘さんは「一字一字精魂込めて新しい銘板を受け渡すことができた。村民の安心と安全、フェリーの航海安全を願っている」とあいさつした。  銘板を受け取った島袋秀幸村長は「先代に続き立派な銘板を寄贈いただき感謝する。約半世紀にわたり城山の御嶽とともに大きな役割を果たしてきた。今後も村の躍進、発展に大きな役割を果たしてくれるものと期待する」とお礼を述べ感謝状を手渡した。 (金城幸人通信員)

琉球新報社

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