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「ブスいじりとかは、やっぱり廃れていっちゃう」EXIT兼近さんと藤原しおりさんが語った若者の変化と、世界の未来のためにできること

配信

ハフポスト日本版

国連広報センターとハフポスト日本版の共催で配信された6月28日のライブ番組「『世界平和』のために、私は何ができる?」に、EXIT兼近大樹さんと、「ブルゾンちえみ」を卒業した藤原しおりさんが出演。新型コロナの影響や貧困問題、ジェンダー平等について、国連広報センターの根本かおる所長とともに語り合いました。(司会:ハフポスト日本版編集長・竹下隆一郎) EXIT兼近さんと藤原さんが登場した番組はこちら

新型コロナで浮き彫りになった貧困問題

新型コロナの影響で、世界では5億人が貧困に陥ると予測されています。日本でもその影響は広がっており、特に非正規雇用の人や母子家庭など立場の弱い人にそのしわ寄せが行っていると言われています。自身も、「貧困層出身」だという兼近さん。自分の経験を元に、貧困と家庭環境の関連性や、階層の違う人との「価値観のズレ」について語りました。 “兼近さん:貧困とイコール、にはならないかもしれないんですけど、やっぱり(貧困だと)家庭環境もちょっとすさんでいくと思うんですよ。日本の場合は特に。そして、貧困だとどうなるのかというのが、(自分の恵まれた環境を)当たり前だと思って生きている人たちに、理解されない部分が強いなっていうのは、自分が経験して感じましたね。(貧困層ではない)他の人たちからしたら、「貧乏だって〇〇はできるだろう、できるはずだ」という憶測の会話になっちゃう。で、こっちは(貧困を)経験しているけど、それを伝えようにもできないんですよね。ズレはすごく生じるなっていうのは感じましたね。“ “藤原さん:日本って、「見た目がガリガリでいますぐ倒れそう」みたいな、わかりやすい貧困じゃなくて、一見大丈夫そうなんだけど、実はお金が原因でできないことがあるとか、そういう人の存在が結構わかりにくいのかなって思って。今回のコロナで、そういう声が表に出るようになった、わかりやすくなった、届きやすくなった、っていうことで、これもひとつの考える機会になっていて、普段は見えにくかったものも考えていかなきゃいけないのかなと思いました。“ さらに兼近さんは、こう続けます。 “兼近さん:やっぱり理解が出来ないと思うんですよ。(略)僕は「階層」って呼んでるんですけど、階がみんな違うんですよ。生まれてきた時点で。で、その(別の)階の人たちのことって、覗いてみることはできても、降りることはできない。で、僕らも、上の階には上がれないんで。その階層のなかで、みんなそれぞれ実は生きているけど、なんとなーく、上を覗いたら見えるけど、別に行こうとはしないっていうイメージです。“ 兼近さんが指摘した「階級」や「階層」の問題を受けて、国連広報センターの根本かおる所長は、世界の教育現場で広がっている格差について解説しました。 “根本さん:5億人がコロナが原因で新たに貧困に陥ってしまうだろう、開発努力も10年押し戻されてしまうだろうと言われています。世界で16億人もの子どもたち、学生が、学校や大学に通えなくなったんですよね。ネット環境がちゃんと整備されていて、家にパソコンなどもあれば、遠隔学習ができるんですけれども、それができない途上国の子どもはどうするの、と。生活が苦しくなると、その子どもたちを働きに出させたりするんですよね。それで、学校が再開されても、児童労働に行ってしまった子どもたちっていうのは、なかなかもう学校に戻って来れない、ということもあったりします。“

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