福岡市 高島市長 “緊急事態”地域にワクチン優先を
テレビ西日本
福岡市の高島市長は、新型コロナワクチンの先行接種が17日から始まることを受けて、緊急事態宣言が出ている地域への、優先的なワクチン配布を求める考えを示しました。 ◆福岡市 高島宗一郎市長 「単に緊急事態宣言が出ているエリアだけを守ることではなく、そこからさらに周辺にコロナが広がっていくことを防ぐ意味もある」 高島市長は16日の定例会見で、新型コロナのワクチンについて「緊急事態宣言が出ている地域には、先行して配布してほしい」と述べました。 全国では17日から医療従事者への先行接種が始まる予定で、福岡市ではその後の優先接種や65歳未満への接種について市内約700カ所のクリニックで個別接種を中心に進める予定です。 また、福岡市は初の1兆円超えとなる総額1兆545億円の新年度一般会計当初予算案を発表しました。 総額の4分の1近くをコロナ対策関連の費用が占めていて、17日から始まる2月議会に提出されることになっています。
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