強烈寒気…北海道でスリップ多発 トラック立ち往生 側溝に突っ込んでしまった車も
13日朝も冷え込み、さいたま市では最低気温マイナス2.6℃と今シーズン初の氷点下を観測した。札幌では、雪の影響とみられるトラックのスリップ事故が相次いだ。 【画像】バケツの水も凍る…さいたま市で今季初の氷点下を観測
■さいたま市で今季初「氷点下」箱根では雪も
13日朝のさいたま市の最低気温はマイナス2.6℃。今シーズン初の氷点下を観測し、一番の冷え込みとなるなど、全国のおよそ半分の地点で冬日となった。 バケツに溜まっていた水は、完全に凍っていた。 神奈川県箱根町にも、冬の訪れが…。大粒の雪がふわふわと舞い降り、山のほうは白く霧がかったようになっている。12日、今シーズン初めての雪だったという。 神奈川県藤沢市では葉っぱに“氷の塊”が打ち付けられていた。撮影者によると、あられが10分ほど降り続いたという。
■スリップ多発…車側溝で“立ち往生”も
12日、今季一番の寒さとなった北海道札幌市では、20センチほど雪が降り積もった。 札幌市民 「すごい雪でしたね。まさか、こんなに積もるとは思わなかった」 札幌市民 「(仕事から)帰ってから、雪かきしようと思ったんですけど。さすがにちょっと積もりすぎだなと思って。仕事行く前にやりました。疲れました」 雪の影響で札幌市内の道路では、スリップしたのか中央分離帯に乗り上げ身動きが取れなくなっているトラック。周りの車はトラックを避けながら、スピードを落として走行。 別の道路では、道路を塞ぐようにトラックが止まっていて渋滞が発生していた。 撮影者 「完全に止まるような感じで20~30分くらい。渋滞の原因がトラックのジャックナイフ(事故)。ここ2、3日で一気に雪がドーンと降ったのでアイスバーン状態で(滑りやすかった)」 撮影者によると、この後、警察が来て対応にあたったという。 北海道当別町では、真っ白で視界の悪い道を走っていると、路肩に一台の車が雪に埋もれて止まっていた。 さらに進むと、前の車が滑るように左にそれる場面や側溝に突っ込んでしまった車があった。