強烈寒気…北海道でスリップ多発 トラック立ち往生 側溝に突っ込んでしまった車も
■ホワイトアウト…地吹雪、通行止めも
車内アナウンス 「まもなく終着旭川」 旭川駅に向かう特急列車から見える景色は一面、銀世界。旭川市内の道路はホワイトアウト状態で前が見えにくくなっていた。街中では雪下ろしや雪かきする人の姿があった。 12日、北海道旭川市では最低気温マイナス7.7℃まで冷え込んだ。 北海道留萌市では、街中から海の方へ進んで行くと、海沿いは強い風が吹き付け、白波が激しく打ち寄せていた。 留萌市内で働く人 「風がなければいいんだけど。この浜風だから」 「積もればそうでもないんだけど、溶けた所に雪が乗っかっているような感じだと(車の運転は)おっかないですね」 「吹雪いたら仕事来られないですよ、怖くて」 雪かきに追われる人もいた。 留萌市民 「まだ全然楽。降ってないほう。場所によって吹き溜まる所と、風が抜ける所があるので、(ドアの)3分の1くらい埋まる」 時間が経過すると共に雪や風は激しさを増していく。 道央自動車道では吹雪のため一部区間が通行止めとなり、料金所では長い列ができていた。 夜になっても雪は激しく降り続けた。 撮影者 「めちゃくちゃ雪降っています」 札幌市では、辺りが暗くなっても除雪作業が続いていた。 12日、北海道夕張市と栗山町には一時、大雪警報が出された(13日朝時点で解除)。そんななか、一番の積雪量となったのは、北海道朱鞠内だ。 朱鞠内では、今シーズン初めてとなる1メートルを超える積雪を観測。住民は、朝から除雪作業に追われていた。 除雪作業中の住民 「去年より(雪が)多い。他の手作業のところをやって、それから機械で。体が無理しないようにやっていきます」
■「平年の2倍以上の雪」北陸で観測
北陸でも、平年の2倍以上の雪を観測。新潟県湯沢町を走る上越線では、列車が通過すると大量の雪が舞った。 新潟県妙高市では、車を覆うほど降り積もった雪が…。 妙高市民 「きのう夜からチラチラと。(一晩で)20センチくらい積もりましたかね」 12日、新潟県津南町では59センチ、湯沢町で39センチの積雪を記録。 12日は冬型の気圧配置で大雪や吹雪に見舞われた日本列島。週末は、より強い寒気がやってくるという。 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年12月13日放送分より) テレ朝天気
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