【陸上】ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定
12月13日、ユニクロは長沼祥吾監督が11月末で退任し、来年2月末をもって退社することを発表した。 前半好走、終盤も粘り切ったユニクロが1位 「全員の力を合わせて勝てたことが1番の収穫」/プリンセス駅伝 長沼監督は長崎県出身の56歳。筑波大大学院を修了後、94年に営団地下鉄陸上部の立ち上げにあたって監督に就任。世界選手権マラソン代表の小幡佳代子らを育成した。その後、アコム監督、TOTOヘッドコーチを歴任し、16年からユニクロの監督として指導にあたっていた。 クイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)には16年から18年まで出場を逃したが、19年に3年ぶりの出場を果たすと、21年には10位と躍進。今季は吉川侑美やパリ五輪代表の後藤夢を擁してプリンセス駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝予選会)で初めて1位通過を飾ると、11月のクイーンズ駅伝はシード権まであと9秒と迫る9位の成績を残していた。 チーム関係者によると、現時点での後任は未定。決定次第、発表するという。
月陸編集部