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総合格闘技「RIZIN」が8月9、10日に横浜で異例の2日間大会…クラファンでは特製ベルトのリターンで2000万円募集も

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THE PAGE

総合格闘技団体「RIZIN」の榊原信行CEOが7日、オフィシャルYouTubeチャンネルで記者会見を行い、「RIZIN.22」「RIZIN.23」の2大会を8月9、10日に2日間続けて横浜市西区に新設された「ぴあアリーナMM」で開催することを発表した。新型コロナウイルスの感染予防のため、動員は1万人収容の同アリーナの半分の5000人に止め、海外招聘ができないため出場選手はオール日本人になる。また運営資金の調達のため「クラウドファンディング」を行うことも発表され、さっそく募集がスタートした。

幻に終わった東京タワー特設会場計画

 ストップしていた日本の総合格闘技がようやく動き出す。RIZINの榊原CEOは、4月19日の横浜、5月17日の仙台、7月5日の大阪の3大会が中止になり、約7億円の損失が出たことを明らかにした上で、「一歩踏み出す覚悟を決めた。格闘技の未来を築きたい。そのチャレンジを2デイズでやりたい」と異例の2日間興行を発表した。  4月の段階では、「格闘オリンピック」とも言えるメガイベントを夏に開催する計画を明らかにしていたが、新型コロナウイルスが完全に収束せず、行政がまだイベントの人数制限を解除しておらず、海外選手の招聘の可能性も不透明のため「叶わぬ現実になった」と断念。   さらに7月10日に東京タワーの前に感染リスクが軽減される屋外に特別会場を作り「RIZIN.22」を開催することを計画していたが、この興行も準備が間に合わなかった。 「お金は組織を維持するための血液」という榊原CEOは、RIZINを存続させるために興行再開に尽力し、8月9、10日の異例の2日間興行である横浜大会にこぎつけた。  この大会は横浜のみなとみらいに新設された約1万人収容の「ぴあアリーナMM」のこけらおとし。RIZINは地上波がついている優良コンテンツのため規模を縮小すれば無観客開催も可能だろうが、「チケット収入が柱」であるというビジネス形態と「観客が臨場感と興奮を作りだす。無観客のスタジオではRIZINは成り立たない」との理由で観客を入れての興行にこだわった。それでも、今後、新型コロナウイルスの第二波が本格化し、行政からイベントストップの意向が示された場合、無観客開催となることも視野に入れているという。  観客動員は、行政の指導に沿い、収容人数の半分にあたる5000人に制限されるが、チケットの単価を最低1万円に設定、2日間開催することで収入減を少しでもカバーしようと工夫した。それでも数万人規模での大会を続けてきたRIZINからすれば苦しい興行にはなる。  榊原CEOは、「収入の柱はチケット売り上げ。その売り上げが半減するからと言って、ファイトマネーを半分にするとか、演出、音響などをしょぼくしたくない。そのために皆さんの支援をお願いしたい。やせ我慢している状況ではない」と、クラウドファンディングでの資金調達を発表。同日に要綱がHPに掲載され、さっそく募集がはじまった。  目標額は5000万円で、下は5000円から上は1枠限定で最大2000万円というものまで設定された。2000万円のリターンのひとつは、RIZIN旗揚げ時の特製レプリカチャンピオンベルトで、世界に1本しかないプレミアベルトだという。他には500万円、1000万円の設定もあり、榊原CEO、RIZINトップ選手らとのディナーがリターンになっていて、7日現在、約387万円が集まっている。

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