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投手の球速・回転数・腕の振りをスマホ表示 軟式ハイテク球

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 軟式野球で、自分が投げた球の速さ、回転数、それらがデータとして見えるようになれば……そんな消費者の声を受け、生まれたのが「テクニカルピッチ」軟式野球ボールM号球・J号球だ。ボールの内部にセンサーが内蔵されていて、投手の投げた球を分析。スピードや回転数を確認できる。感覚頼りの練習ではなく、数値化されたデータをもとにすることで、効率的にレベルアップができると注目を浴びている。  この「テクニカルピッチ」を開発したのは、明石市の内外ゴム株式会社を中心とした3社。開発背景には、大リーグやプロ野球が動画解析によるIoT技術を導入し、投手の球質が数値化された事がある。その技術を活用し、軟式野球の普及・発展・投手育成に繋がれば、という想いで作り出されたこの商品の特徴を紹介する。  まず、専用のスマホアプリとボールをBluetoothでつなぐ。事前に登録しておいた選手と球場を選択、計測モードを選んで測定を始めると結果が自動で表示される。実際に使用している人からは、トレーニング結果の履歴を比較する事で成長が実感できる、回転数や回転方向が分かるためフォーム修正の参考になる、などの声が届いている。  一番の特徴は、ボール内部に組み込まれた9軸センサー。アプリと連動したこのボールは、投げられたボールがストレートなのか変化球なのか判別するほか、リリースからキャッチャーが取るまでの間に何回転したか数値を計測する。さらに、ボールの速さや、水平面に対しどの角度で回転しているか、腕の振りの強さを測定できる。データはスマートフォンアプリと連動しており、複数の選手・球場の登録が可能。投手にとっては自身の特徴や理想のフォームを認識できるだけでなく、指導者にとっても、感覚に頼らない指導やコンディションの管理に役立つだろう。 「テクニカルピッチ軟式M号球」は、昨年12月から一般~中学生を対象に販売中。それが好評を得たため、今度は小学生用の「テクニカルピッチ軟式J号球」が今年4月に発売された。価格はいずれも27,500円(税別)。また、KDDIとアクロディアが提供する、スポーツIoTプラットフォーム「athle:tech(アスリーテック)」に登録すればJ号球、M号球、硬式球のどのボールでもデータ引き継ぎができるため、子どもから大人になるまでの成長を経ても使い続けられるのが魅力だ。  ボールの伸びや重さなど、本来は感覚ありきのスポーツである野球も、今後は「見える」練習により、選手育成に大いに役立つだろう。 ※ラジオ関西『PUSH!』2020年7月23日放送回より

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