チケット料金は約1,100万円!? 米ファッションの祭典、METガラ2025の“意外なテーマ”が発表。超豪華な共同ホストも明らかに
2025年のテーマは「ブラックダンディズムとブラック・ディアスポリック・アイデンティティのスタイリング」
モニカ・L・ミラーによるこのファッション史の研究書『Slaves to Fashion: Black Dandyism and the Styling of Black Diasporic Identity』は、啓蒙時代のイギリスから、21世紀のロンドンやニューヨークなどの都市における表現に至るまで、ブラックダンディの台頭と進化を紐解いている。ミラーは研究を通して、ブラックダンディの背景にある意味と、それが大西洋地域のアフリカ系ディアスポラ(大西洋奴隷貿易によりアフリカから南北アメリカ大陸やヨーロッパへ強制的に移住させられたアフリカ系の人々と、その子孫のこと)におけるアイデンティティの形成をどのように促したのかを考察している。 メトロポリタン美術館の公式声明では、次のような内容が強調されている。「本展は、18世紀から現代に至るまでのダンディズムの文脈における、黒人男性の不滅のスタイルを探求するものです」 コスチューム・インスティテュートが、メンズウェアのみにフォーカスした展覧会を開催するのは、2003年の“メン・イン・スカート(Men in Skirts)”」以来初で、ボルトンが主席キュレーターを担当し、ミラーがゲストキュレーターを務める。 展覧会のオープニングを飾るメットガラのドレスコードはまだ発表されていないが、2025年の早い段階で発表があると見られている。
開催日は?
メットガラが「5月の第一月曜日」と呼ばれるのには理由がある。『ヴォーグ』とメトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュートは通常このスケジュールを守り、毎年5月の第一月曜日に資金調達を目的とするガラを開催している。つまり、2025年の開催日は5月5日(月)。カレンダーをマークしておこう。
特別展は2025年10月26日まで開催される
2025年のメットガラが開催された翌日には、特別展が一般公開される。『ヴォーグ』によれば、この展覧会は現地時間2025年5月6日(火)から10月26日(日)まで開催される予定だ。
From Harper’s BAZAAR.com