「なぜ内村」「唐突に内村」小池都知事が引用した「できない理由探すより、できることを探せ」にコメント相次ぐ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は7日、特措法に基づく緊急事態宣言を昨春以来2度目の発出を決定した。東京都の小池百合子知事(68)は臨時記者会見を開き、「人の流れを止めることを徹底していきたい」として、特に午後8時以降の外出自粛を要請した。また、「できない理由を探すより、できることを探せ、と体操の内村選手もおっしゃっていた」などと協力を求めた。 【グラフで詳しく】東京都の新規感染者数推移(7日現在) 体操男子の内村航平(32)は昨年11月、東京五輪の開催に懐疑的な意見の広がりに対し、「五輪はできないじゃなく、どうやったらできるのか。そう考えを変えてほしい。国民とアスリートが同じ気持ちでなければ五輪はできない」と訴えた。小池都知事はこの発言を引用し、新型コロナ対策で「できること」を実施する考えを強調。これに対し、記者会見を生中継していた動画などでは「なぜ内村」「唐突に内村」「内村に被害が」などのコメントが相次いだ。 東京都はこの日、いずれも1日あたりでは過去最多となる2447人の新規感染者、121人の重症者が新たに確認された。
中日スポーツ