「物語が激しすぎ…」原作派は知らない『ドラゴンボールGT』のアニオリ難敵とトラウマ展開
■悟空が消滅…「邪悪龍編」の絶望
『ドラゴンボールGT』のクライマックス、「邪悪龍編」では、長年にわたってドラゴンボールを多用した結果生まれた「邪悪龍」たちが地球に災厄をもたらすことに。中でも最強の一星龍(イーシンロン)との戦いは、ドラゴンボールシリーズでも屈指の激戦として語り継がれている。 悟空とベジータがともに超サイヤ人4となって挑むも、超一星龍の圧倒的な力の前に敗北。第63話「奇跡の逆転勝利!! 宇宙を救った悟空」では、超一星龍の放つ強力なエネルギー波から地球を守るため、悟空が命がけで攻撃を受け止め、その結果、悟空は消滅。 主人公が消え、なおかつベジータをはじめ悟飯、悟天、トランクスも倒され、希望が完全に断たれたかのような絶望的な状況。 しかし、悟空は地の底で元気玉を集め、超一星龍を打倒。絶望の淵からの奇跡的な逆転劇は、ファンの心に深く刻まれる感動のラストとなった。 『ドラゴンボールGT』は、原作にはないオリジナル要素が盛りだくさんの作品であり、数々のトラウマ級の展開や衝撃的なシーンが詰め込まれている。新たな『ドラゴンボールDAIMA』が話題の今こそ、もう一度『ドラゴンボールGT』の世界に触れてみるのはいかがだろうか。
林田祐太郎