サケ不漁の中…軒先に“塩引き鮭”ズラリ!地元中学生も駆けつけ吊り下げ作業「この景色ずっと続いてほしい」
NST新潟総合テレビ
新潟県村上市で11月29日、村上の冬の風物詩となっている『越後村上鮭塩引き街道』が始まるのを前に、“塩引き鮭”を軒先に吊り下げる作業が行われました。 【関連】“はらこ”の価格が高騰…サケのまち・村上にも“不漁”の影響 頭悩ませる老舗割烹「手に入らず値段も上がっている 冬の寒風にさらすことで水分が抜け、低温熟成されることでうまみが増すという塩引き鮭。はじめは地域住民のみで作業を行っていましたが… 【中学生】 「大きくて重い。村上の伝統文化のサケなので、おいしく、楽しく食べてほしい」 11月上旬に塩引き鮭づくりに挑戦した地元の中学生も駆けつけ、作業をお手伝い。 【中学生】 「自分たちが作った鮭を観光客に見てもらうのがうれしい」 サケの不漁が叫ばれる中でも、いつもの村上の景色が広がったことに地域の住民も安堵の表情を浮かべていました。 【地域住民】 「本当にこの時期が来てよかった。サケがとれてずっとこの景色が続いていくといいなと思う」 『越後村上鮭塩引き街道』は11月30日から12月20日まで開催されます。
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