道路の真ん中で樹齢400年、ムクノキとうとう伐採 愛知・新城市
愛知県新城市で、市の天然記念物にも指定されていた樹齢約400年の老木が14日、伐採され、地元の人たちが寂しそうに見守りました。 新城市庭野で道路の真ん中で生きてきたのはムクノキ(高さ約12メートル)。戦国時代の今川家にゆかりがあるといわれ、今年8月まで市の天然記念物でした。 しかし、交通量が増え、ドライバーの視界を妨げて危険などということから、地元の人たちが見守る中、ついに伐採されました。 近くの人は「まあ、交通安全重視の観点からいうと残念だが仕方がないかな」と名残惜しそうでした。 新城市はムクノキからとった種子を発芽させ、近くの公園に植える計画だということです。
中京テレビNEWS