節約・時短に逆効果?「作り置き」をやめるべきはこんな人
サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。 食費の節約や時短に人気の「常備菜」や「作り置き」。実はお金や時間をムダにする「向いていない人」がいるんです。 こんな人には「向いていない」という特徴を4つをご紹介します。
特徴1.「あればあるだけ食べてしまう」人
作り置きしたはずのものを、一両日中に食べきってしまう人や家庭。食べ盛りの子ども、よく食べる夫がいる場合が多いです。 おいしくつくるほど家族から聞かれる「おかわり」「もうないの?」という声。そんなこと言われたらうれしくて出しちゃいますよね。 妻は「作り置き」しているつもりでも、家族は「残るくらいなら全部食べる」スタンスであるケースもあります。 結局、いったん保存容器に入れる手間と時間と洗いものが増えるだけ。容器を洗う水道代もかかるし、筆者のように油汚れを気にしてラップを敷くと、ラップの無駄遣いにもなります。
特徴2.食に対して好奇心旺盛な人
いろいろな味の食事を楽しみたいタイプの人も「作り置き」にあまり向きません。 数日間同じ味・同じメニューが続くと飽きてしまう、リメイク料理のグラタンやカレーといった定番を少しつまらなく感じてしまうかた、いませんか? ほかのものが食べたくなって新たに買ったりつくったりして、残った「作り置き」を消費しきれないまま終わる危険性があります。 また、新しいレシピや味つけにどんどんチャレンジする分、「作ったけど口に合わない」も発生しやすい。数日保存がきくとしても、おいしいと感じられないものを日をまたいで食べるのは、喜ばしくないですよね。 多彩な家庭料理を楽しむことに重きを置いている人は、作り置きで食品ロスを引き起こす可能性が高めです。
特徴3.冷凍の肉類をよく購入する人
業務スーパーや生協などで冷凍状態の肉・魚類をよく買う人も注意。 あらかじめ味つけをして冷凍する半調理ができないからです。冷凍のお肉があるのに、半調理をするために新たに精肉や鮮魚を買うのは、なんだかおかしいですよね。冷凍肉のパッケージには「解凍後の再冷凍はしないように」と記載があるものも少なくありません。 半解凍させ、味つけして再冷凍もできるかもしれませんが、品質や味の低下、保存が家庭用冷凍庫であることを考えると、筆者はお勧めしません。