広島ドラ1・佐々木泰が仮契約「持ち味の長打・勝負強い打撃磨きたい」…左肩負傷は「痛み引いてきた」
広島は28日、ドラフト1位で指名した青学大の佐々木泰(たい)内野手(21)と東京都内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で仮契約した。記者会見した佐々木は「やっとプロ野球選手の一員になれたと実感した」と笑顔を見せた。
補強ポイントだった右打ちの主軸候補として期待がかかる佐々木は「長打力や勝負強い打撃を持ち味としてやってきた。それをもっと磨き、発揮したい」と力を込めた。11月の明治神宮大会で左肩を負傷したが、「痛みは引いてきた。もう少し安静にし、そこから準備すればいい」と語った。
1年目の目標に新人王、将来的には本塁打王を掲げ、「カープと言ったら(佐々木)と言われるような息の長い、球団から愛される選手になりたい」と意気込んだ。(金額は推定)