ライバルに道をあけることのなかったジャパン【3】あまり好きではなかったオーナーを変えた「新車同様」の後期型
シリーズ:ライバルに道をあけることのなかったジャパン【3】1980年式 日産 スカイライン HT 2000ターボ GT-E Lタイプ 【画像9枚】リアトランクの上部に設置されたフューエルリッドは、トランクを開けてメンテナンスを簡単に行うことができるようにしたものだ しかし発売当時のジャパンは改造車が多く、印象の悪い人も多い。今回の撮影車のオーナーも同様だ。そもそもジャパン、特に角形2灯の後期型はあまり好きなクルマではなかったという。そんなオーナーを変えたのがこのクルマだ。 ミントコンディションとはこのクルマのためにある言葉に違いない。「新車同様」は美しい旧車の表現に使い古された言葉だが、これを見たあとほかのクルマには使いたくなくなるだろう。 外観やエンジンルームの妖しいまでの美しさ。ドアを開けて中に入るとただよう新車の香り。当時から密封保存されていたのではないかと錯覚を起こさせる。
Nosweb 編集部
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