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【13年前の今日】07年6月2日、元WWE王者レスナーがMMAデビュー、相手ホンマンは巨人症でドクターストップ!?

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イーファイト

 今からちょうど13年前、2007年6月2日は日本でも大人気だったFEG(代表:谷川貞治)が主催する『Dynamite!!』が、アメリカのMMA団体『ProElite(プロエリート)』(※09年Strikeforceに売却)と共同で『Dynamite!! USA 』(ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム)が開かれた日だ。 【フォト】レスナーがこのMMAデビュー戦で相手をマットに沈めた瞬間  このイベントはMMA史上最大のイベントとも言われ、同年3月27日にロサンゼルスで行われた対戦カード第一弾の記者会見では、5分5Rのメインカードとして、MMA初挑戦となるブロック・レスナーvsチェ・ホンマン戦の一戦が発表された。  会見に出席したレスナーは「初の総合試合でワクワクして待っていられない。一日でも早く試合がしたい」と意気込んでいた。  対するホンマンは、昨年の『Dynamite!!』において、MMAデビュー。ボビー・オロゴンが何も出来ないほどの秒殺劇を見せ付けている。  レスリングエリートからWWEにスカウトされ大活躍したレスナーが総合格闘技の試合でどういったファイトをみせるのか、注目を集めた。  しかし、試合の約1週間前になり、日本では報道で「開催危機」との文字が踊った。ホンマンがメディカル・チェックに引っかかり、カリフォルニア州アスレチックコミッションは出場を認めないというものだった。アスレチックコミッションが出場ライセンスを発行しなければホンマンは出場できない。ホンマンの脳に腫瘍が見つかったということで、これは巨人症の症状で問題ないという意見もあった。ルール変更も検討されたが結局出場できず、緊急代替え選手として選ばれたのはアトランタ五輪柔道95kg級の銀メダリストで『K-1 WORLD GP 2006 in SEOUL』で準優勝したキム・ミンスが選ばれた。  会場は54,000人の観客で埋められ、当時の北米におけるMMA興行の最大動員記録を生んだ。  日本人選手も出場し活躍、永田克彦は判定で勝ち、所英男は一本勝ちを収めた。しかし、セミファイナルでは桜庭和志は2000年5月に勝利したホイス・グレイシーに悔しい判定負けを喫した。  そしてメインイベント。初のMMAの四角いリングに上がったレスナー。試合開始早々にミンスがローキックを放ったタイミングでレスナーはタックルでテイクダウンを奪い上になったレスナーがパンチの連打。必死にレスナーの胴体にしがみつき、パンチの被弾をさけるミンス。そんな近距離でも左右フックでミンスの側頭部を殴り続け、ミンスはレスナーにしがみつきながらもたまらずタップ、レスナーが1ラウンド1分9秒でMMAデビュー戦で勝利を収めた。  レスナーは翌年08年からUFCと契約、同年2月に元UFCヘビー級王者のフランク・ミアに膝十字で一本負けを喫したが、同年11月には王者ランディ・クートゥアに挑戦し、パウンドによるTKO勝ちで、MMA4戦目にしてUFC世界ヘビー級王座を獲得。09年7月には暫定王者となったフランク・ミアとUFC世界ヘビー級王座統一戦で再戦。2ラウンドにパウンドによるTKO勝ちでリベンジを果たしヘビー級王者となった。  現在レスナーは42歳になりWWEに復帰し活躍中。今年4月には無観客のテレビマッチでWWE王座の防衛戦で敗北し昨年10月に獲得した王座から陥落したが、再び王座奪取を目指している。

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