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プロ志望届を提出した高橋宏斗は究極のメンタリティーの持ち主

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週刊ベースボールONLINE

12球団OKの姿勢

 中京大中京高の154キロ右腕・高橋宏斗(3年)が10月6日、プロ志望届の提出を表明した。 高橋宏斗(中京大中京高)神宮王者、最速153キロ右腕 「最初は大学進学を予定して、それが、思うような形でうまくいかなかったんですけど、小さいころからの夢をあきらめきれずに、いずれはプロ野球選手になる夢があった。それに一歩でも早く、近づければと感じています」  意中のチームはない。高橋は「入れることに感謝を持ってやっていきたい」と、12球団OKの姿勢を明かした。中京大中京高・高橋源一郎監督によれば、NPB全12球団が興味を示しているという。この日の記者会見を受けて、高橋監督は全球団に対して「プロ志望」の意向を伝えた。今後、急ピッチで面談などの日程が組み込まれていくはずだ。素材、将来性からもドラフト1位指名が有力視。大学進学から一転、高橋の決断によって、各球団ともドラフト戦略を練り直すこととなる。  プロ志望届の提出期限はドラフト会議2週間前に10月12日に設定されている。高橋の決断はなぜ、このタイミングとなったのか――。  10月6日は志望校だった合格発表の日も、残念ながら吉報は届かなった。昨年の合格倍率は5.9倍という超難関校。高橋と同じ右腕として慶應義塾高、慶大でプレーした兄・伶介さんの影響を受けて、神宮球場での登板を夢見ていたが、その願いは通じなかった。 「結果が出た瞬間から、自分が落ち込んでも何も変わらないので、次の目標へ向かって、前に進んでいこうと思いました。(大学とプロ)両方を視野に入れている部分もあったので、野球のほうにも重きを置いてきました」  究極のメンタリティーの持ち主である。兄からの言葉(メール)も支えになった。 「それが、一番合った選択肢だったと思ってやれ、と。大学受験に向けてきた約9カ月ですけど、その時間は合格、不合格に関わらず、一人の人間として成長できました。自分自身を見直す機会にもなったので、この時間は決してムダではなかったと思います」

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