在宅ワークのさまざまなシーンを想定し、小道具も用いてリアルに空間を再現。着座時のイメージも広がりそうだ。

モダンデザインの先駆けとなった、1905年創業のアメリカの名門家具メーカーが、日本初となるホームオフィス専門の体験型ストア「ハーマンミラーストア青山」をオープンした。着座時の快適さを求めて人間工学をもとにデザインされた数々のチェアが、小規模ビジネスワーカーのミニマルスペース、夫婦一緒の在宅ワーク環境、長時間のゲーミングなど、6つのシーン別に並べられている。専門知識をもつ「エルゴノミック（人間工学）アドバイザー」から用途に合ったチェアの提案を受けつつ、自由に座り比べることが可能だ。 【店舗情報詳細】ハーマンミラーストア青山

壁面には、ブランドを代表する7台の高機能タスクチェアが並ぶ。各チェアの座面の奥行き、肘掛けの高さなどを調整して快適さを体感したい。

また、優れた通気性で快適な座り心地を実現したアーロンチェア、伸縮性のある背もたれでフレキシブルな動きにも対応するセイルチェアなど、現在も高い人気を誇る歴代の高機能デスクチェア7台が配された壁面にも注目したい。イームズ シェルチェアの1950年発表当時の写真、プライウッドチェアの51年の図面なども並び、ハーマンミラーの115年の歴史の一端に触れることができる。ハーマンミラーによるデザインの革新性を感じつつ、より心地よく在宅ワークを進めるための相棒となる一台を見つけに訪れたい。