【別府競輪(ナイター)FⅠ】河野通孝「内藤秀久さんを尊敬」だからこそライン3番手へ
<30日・別府競輪・前検日> 河野通孝がライン3番手でも存在感を示す。初日12Rの特選は中国2車、九州2車の2ラインに、東日本勢は河野のほか、小松崎大地、内藤秀久の3人という構成。競走得点で河野に勝る内藤が小松崎の番手を主張。河野は時には番手勝負も辞さないマーカーだが、迷わず「内藤さんの後ろ」と東3番手を表明した。 即決の裏には、「小松崎君に世話になった」ことに加えて、内藤への熱い思いがある。「内藤さんを同じ追い込み選手として尊敬しています。気持ちで走るタイプで好きな選手。同期の成田和也さんや南修二さん、村上博幸さんと並んで自分が目標としている選手の一人」。リスペクトしているからこそ、3番手を固める。 「内藤さんの背中で勉強したい。そして、いつかは今回みたいな番組で胸を張って番手に行けるようになりたい」。まずは3番手で仕事をこなして、自身の追い込み選手としての地位を上げていく。