逮捕の韓国前国防相、拘置所で自殺未遂
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【12月11日 AFP】韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が出した「非常戒厳」をめぐり逮捕された金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防相が11日、拘置所で自殺を図ったが、未遂に終わった。矯正当局高官が明らかにした。 5日に国防相を辞任した金氏は、職権乱用や内乱で重要任務を担った疑いなどで、10日深夜に正式に逮捕された。 国会公聴会で矯正当局トップのシン・ヨンヘ氏は、逮捕される直前にソウル東部拘置所で自殺を図った事を明らかにした。 同氏は「施設担当者が介入してドアを開けると、金氏は即座にあきらめた」と述べ、命に別条はないとしている。 法務省はAFPに対し、「検査の結果、金容疑者の健康状態は良好」と説明した。 映像は金氏と「非常戒厳」時に韓国の国会に突入した軍の資料映像。(c)AFPBB News